異常愛7 ページ9
貴女side
確か御厨悠くんと言えば……
『卒園式の前日に引っ越したよね？』
「うん、そうだよ。
親が離婚したときに引っ越した」
離婚……
『そっか……色々あったんだね…』
「まぁそれなりにね。でもAが気にすることじゃないから大丈夫だよ」
優しく頭を撫でてくる悠くん。
小さい頃にあったとはいえ覚えてなかった私だが、悠くんにはいつものように人見知りを発動しなかった。
『悠くん…くすぐったいよ……/////』
大人しく撫でられていたが、流石にこんな美男子からのスキンシップは心臓に悪い。
「撫でられるのA好きでしょ？
それとも俺が触れるのは嫌…？」
『ううん、違うよ。本当にくすぐったいの。…あと少し恥ずかしいから…///』
紅い顔を隠すため下を向く。
すると前からｸｽｸｽと笑う悠くんの声が聞こえた。
「ｸｯ……A…可愛いすぎ…w」
『へ！？何で笑ってるの！？//////』
思わず顔をバッとあげてしまった。
「はは…w…顔真っ赤じゃん…w」
『なっ！//////ち、違ｯ(((キーンコーン
私が弁解をしようとすると重なるようにチャイムがなった。
「はいはい分かった。ほら、お昼終わっちゃったよ」
『チャイムのタイミング酷い！！(泣)』
そんな風に二人で顔を見合わせ笑っていたら、駿が此方に来た。
「あれ？滝谷とAそんなに仲良くなったのか？」
『あ！駿聞いてよ！悠くんね！』
私は楽しくなっていて、ﾉﾘﾉﾘで今話していたことを説明する。
「あーやっぱなぁー。俺、滝谷のことなぁんか見たことある気したんだよ！」
『駿すごいね！』
そして、私が駿と会話をしているとき、悠くんが駿を睨み付けていたなんて私は気づきもしなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヤンデレ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あるぴな - あなた様の作品ドストライクです！表現の仕方とか、話の流れとかとっても素敵です！続き楽しみにしてますー！(強欲) (2021年7月20日 0時) (
レス) id: 6727ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
雛 - 90aaf8f613死ねさん» いくらその人が暴言吐いてたとしても貴女もだいぶ酷い事言ってますよね (2018年7月19日 19時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
白雪あいるん(プロフ) - 米子さん» 価値観は人それぞれでしょうがイチャイチャを見せびらかす人は苦手ですね… (2018年6月25日 18時) (レス) id: d6bcb91be2 (このIDを非表示/違反報告)
米子(プロフ) - 二次のイチャイチャは見られるけど、三次は醜いです (2018年6月25日 18時) (レス) id: fa2781bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
白雪あいるん(プロフ) - 米子さん» 分かります笑私もリアルでヤンデレというとんん…ってなるかもです笑 (2018年6月25日 18時) (レス) id: d6bcb91be2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白雪あいるん x他1人 | 作成日時：2018年1月28日 23時
