【wrwrd!】親戚を救います。

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「...え、まだ出来てないの？」



いくらなんでもそれは遅くないだろうか。

首を切って、更には血糊を塗って死亡時間時間を誤魔化して。

そこまでするような立ち位置の人なんて1種類しか居ないだろう？




「馬鹿だなぁ、相変わらず」



にこり、と微笑んでみせた。

皐月「......」



皐月が苦しそうに顔を歪めたのを、俺は見て見ぬふりをする。


ごめん、そんな顔をして欲しいんじゃない。


gr「......なぁ、A」




そう呼ばれたので、振り返る。


gr「お前はどうしてそこまでする？」





「......じゃあ逆に聞くが。


どうしてやれる事をやりきらない？」




やれるなら、やった方がいいじゃないか。

やった後に後悔、とはいわない。

どうせならやった後、後悔せず終わりたい。




だってそうだろう？


自分はちゃんとやったのに苦しむだなんて、不平等と言えるじゃないか。

やった者が後悔をし、やらなかったものは得をする。


...そんなの、嫌だろう？



俺は、嫌だからやって来た。
全て完璧に、あとに残らないように。




「自分に出来ることくらい自分でやっていいじゃないか」

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