転生先が怖すぎる。【文スト】

手当て。 ページ11

貴方side


『此のくらいの怪我、すぐ治る』

紅葉「傷口が残ってしまうからの。

一応じゃよ、一応。


紅葉「でないと首領がうるさい」

『...なんか、取り乱しちゃいました』

紅葉「いいや、あの者たちも悪い。

首領は怒ると怖いでの。」

『怒る価値なんて、俺には無い』

紅葉「お主に叱るのではない。


黒服にじゃよ」

『......。』

紅葉「何があったかは聞かん。

じゃが、お主が救われるならば聞く。

いつでも相談するのじゃよ」

『あーあ、もう15なのになぁ...

小学生に戻った気分』

紅葉「15！？そなたがえ？」


『15ですよ、これでも。』

紅葉「なんと！！15なのにあんな辛い...」


『...俺より辛い人はもっといる』

紅葉「...！！」



？「紅葉君、入るよ」

紅葉「あ、あぁ。」



森「傷口はどうだい？」

紅葉「深く刺さっておるでのう。」

『？深い、これが？』

森「あぁ、確かに深いね。」

え、マ！？

？「無理をするな」

『あ、僕君だ〜』

僕君のほうが無理してそうな顔してるけど...


紅葉「それにしても...本当に15かえ？」

『15。』

イチゴで覚えてくださーい★

森「そういえば都島君、あの二人との関係は？」

『...親子』

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