＊15 たぶん振り回されてる ページ15
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「 …蓮くん、 」
ちょっと困った顔でAちゃんが名前を呼ぶ。
その瞳にはやっぱりちょっと困った顔した俺が映っている。
そりゃそうだよね。
この状況、どうしてくれんだって話。
「 お風呂借りていい？ 」
「 は？ 」
言われて初めて、Aちゃんの置かれていた状態に気付く。
適当に過ごしていいとは言ったけど
さすがに風呂には入れなかったか。…いや入らないか普通。他人の家の風呂なんて。
「 いいよ、今沸かす。 」
「 やった！ 」
《もうすぐお風呂が沸きます》
音声が部屋に鳴り響くと、駆け足で風呂場に消えていったAちゃん。
さっきの自分のあまりに情けない引き留め方を含め
色々頭を整理しようと、そのままソファに座り込んだ。
静かな部屋に聞こえるシャワーの音。
そしてそこでまた違うことに気付いた俺は
下ろしたばかりの腰をまたすぐに上げた。
「 これでいっか。でかいかな…。 」
ほんとこんな姿、メンバーには絶対見せられない。
ってか見せたくない。
おかげで整えたばかりだったクローゼットは一瞬で荒野になったけど
一応目的のものを見つけ出した俺は
楽しそうな鼻歌が聞こえるのを確認して
トレーナーを洗濯かごの上にそっと置いた。
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愛莉(プロフ) - ゆきのさん» ゆきのさん！ありがとうございます＊。楽しみにしてくださり嬉しいです！ぜひまたお付き合いください〜(*^^*) (2021年1月21日 21時) (
レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 第1章とてもお話に引き込まれました(〃ω〃)第二章はどう物語が進んでいくのか今から楽しみです(^^)これからも応援しています！！ (2021年1月21日 0時) (レス) id: 4bc2b5818b (このIDを非表示/違反報告)
愛莉(プロフ) - ゆきのさん» 初めまして*。そしてとっても嬉しいコメントありがとうございます…！ゆきのさんにもっと楽しんでもらえるお話になるように頑張ります！:-) (2021年1月14日 21時) (レス) id: ada343b87b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - 初めまして！作品の世界観がすごく好きです(ﾟ∀ﾟ)これからも応援してます！！ (2021年1月14日 15時) (レス) id: 4bc2b5818b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉
| 作成日時：2021年1月13日 0時
