甘い匂いに誘われて1《狗巻棘》 ページ45
2つ目です!
※呪言師主様です!スイーツしか喋れません!
※お付き合いしてます!
※スイーツしか喋れませんので訳をつけます!
でも心の中はちゃんと喋ってるから安心してください!
それではどうぞ!
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コンコンと棘の寮の部屋をノックすると、勢い良くドアが開いてクリーム色の髪をした棘が現れた。
「ツナツナ!」
『プリン!』(持ってきたよ!)
両手にある買い物袋を見せるように持ち上げると目をキラキラさせる棘。
嬉しそうに私から袋を取るとサッと中に入っていった。
『…ロールケーキ』(お邪魔します)
とそう呟いて私も棘に続いて中に入った。
部屋の奥に進むと既に棘が準備してくれていたみたいで机の上は様々なお菓子やフルーツ、パンでいっぱいだった。
今日2人でするのはチョコレートファウンテン。
え、今更?とか思わないで下さい。今日初めてするんですこれ。
先日後輩の野薔薇ちゃんから「先輩これ、前言ってたヤツ!」と押し付けるように渡されたので有難く使わせてもらおうということで、お互い任務のない今日にこれをしようと言うことになっていた。
野薔薇ちゃんから受け取った袋を広げると、中には新品のチョコレートファウンテンの機械が入っていた。
……ふ〜む、これが噂のチョコレートファウンテンか。さぞかし映え映えするお写真が取れるのが見て分かる。
でもその前に、まずは下準備から。
まずは板チョコを湯煎しないといけないから……
『シュークリーム!』(それ、ちょうだい?)
机の上にある板チョコの山を指差して棘に取ってもらう。
『パフェ!』(ありがとう)
チョコを受け取ると私は立ち上がって簡易的なキッチンへ向かう。
鍋にお湯を入れて沸騰させている間、リビングに戻って棘と一緒に機械をセットする。
『…チーズケーキ……』(ここの部品どう付けるんだろ…)
トントンと肩を叩いて私を呼ぶ棘。その手には説明書らしきものがあった。
「いくら」
と私が悩んでいた部分を指差して教えてくれた。
『!…モンブラン!』(あぁ!そこか!ありがとう!)
そうして何とかマシンの組み立ては出来て、丁度お湯も沸騰していた。
板チョコを包丁で細かく細かく刻んで小さな破片にする。
それをボウルに入れて沸騰したお湯にボウルをつけて湯煎を始めた。
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アメ玉(プロフ) - すーさん» すーさん!初めまして!お返事遅くなってしまって申し訳ないです!!リクエストありがとうございます!!了解致しました!少しお時間いただきますね!! (12月20日 1時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - まかろにぱにーにさん» 初めまして!えぇぇそんな…神だなんて恐れ多いです……!ヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノあわあわ でも喜んで頂けたならすごく嬉しいです!暖かいコメントありがとうございます!! (12月20日 0時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
まかろにぱにーに - え?待って?ナナミンイケメンすぎひん?神作品だ……。アメ玉さん(様)100年生まれてこなかった逸材では!? 神です。マジで。アメ玉様神アメ玉様神アメ玉様神アメ玉様神 (12月19日 23時) (レス) id: b2ccf5b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ちゃんみおさん» わあああちゃんみおさん!!(泣)引き続きリクエストありがとうございます!!了解致しました!少しお時間いただきますね!! (12月13日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ぬたうなぎさん» やっぱりそうですよねぇ……スイーツは語彙力の宝庫ですね!(。・`ω・´)キラン☆←何言ってるか分からない (12月13日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月25日 0時