助けてくれたのは1《伏黒恵》 ページ26
ちゃんみおさんリクエストです!ありがとうございます!
※安定の同期設定
※お付き合い済み!
それではどうぞ!
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『あっちゃ〜…予想以上に時間掛かっちゃったな〜』
廃病院を出ると既に空は夜の闇に沈んでいた。
今日はこの廃病院に呪いが出現したということでそれを祓いに来た私。
2級が2体、3級とそこら辺のが沢山居たおかげで夕方には終わるはずだった任務がすごく長引いてしまった。
『しかも補助監督さんに近いから送迎なんて大丈夫ですよって言っちゃったし…歩きで帰るしかないか……』
流石にこんな時間に送迎だけの為に補助監督さんを呼び出す訳にも行かず、歩きで帰ることを決意した。
月の明かりだけが暗い夜道を照らす。
この辺りは山の中なので街灯とかも特に無く、時々通る車のライトが眩しいくらいに感じる。
それぐらいこの辺りは暗い。でも仕事柄、このような暗闇には慣れているため怖いと思うことはあんまりない。
恵とか悠仁とかには「危機感持った方がいいだろ」とよく言われるし、前には先生にだって「Aが夜道に1人で歩いてるの見てたら耐えられないんだけど」と言われてしまった。
……そんなに心配かなぁ?私的には何とも思わないんだけど……
そんなことを考えながら歩いていたらいつの間にか高専の近くの場所まで帰って来ていた。
『帰って直ぐ報告書書いてお風呂入って今日は寝ようっと……』
今日は予想以上に呪いが沢山いて疲れた。
くぁ〜っと両手を上に伸ばして伸びをする。
ここの角を曲がれば高専の正門が見えてくる。漸く一日を終えられると思っていた
____その時だった。
『……!!』
突然後ろから口元を布で抑えられ物凄い力で近くの壁に押し付けられた。
喉元にはナイフまで突きつけられてる。
「声を出したら殺す」
私を抑えてる男は深々と帽子を被り、サングラスをかけ、マスクもしているので顔の素性など分かるはずもなく。そもそもいつから着いてきていたのかも知らない。
男の手はそのまま私の太腿へと伸びる。
私は身をよじって抵抗するがその度に喉元のナイフが更に突き立てられた。
本当は大声をあげたいけど、さっき「声を出したら殺す」と言われた言葉が妙に信憑性が高く、声を出せずにいた。
____お願い、誰か。誰か助けて…

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アメ玉(プロフ) - すーさん» すーさん!初めまして!お返事遅くなってしまって申し訳ないです!!リクエストありがとうございます!!了解致しました!少しお時間いただきますね!! (12月20日 1時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - まかろにぱにーにさん» 初めまして!えぇぇそんな…神だなんて恐れ多いです……!ヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノあわあわ でも喜んで頂けたならすごく嬉しいです!暖かいコメントありがとうございます!! (12月20日 0時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
まかろにぱにーに - え?待って?ナナミンイケメンすぎひん?神作品だ……。アメ玉さん(様)100年生まれてこなかった逸材では!? 神です。マジで。アメ玉様神アメ玉様神アメ玉様神アメ玉様神 (12月19日 23時) (レス) id: b2ccf5b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ちゃんみおさん» わあああちゃんみおさん!!(泣)引き続きリクエストありがとうございます!!了解致しました!少しお時間いただきますね!! (12月13日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ぬたうなぎさん» やっぱりそうですよねぇ……スイーツは語彙力の宝庫ですね!(。・`ω・´)キラン☆←何言ってるか分からない (12月13日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月25日 0時