儚げな君《虎杖悠仁ver.》 ページ34
どどまるさんリクエストです！お待たせ致しました！ありがとうございます！
《設定》
風の強い日に花畑に来た2人。主様はいつも儚げな雰囲気を醸し出してて突然の強風に彼が目を瞑ると目の前に居たはずの主様が消えてて大慌てで主様の元へ行くけど、ただ倒れてるだけという設定です。はい。
※悠仁と宿儺様でお送りします！
※基本彼sideです！
※両方とお付き合い済み！
※悠仁は同期設定です！(宿儺様は少し歳離れてる)
長々とすみません！それではどうぞ！
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『悠仁見て見て！ここすっごい綺麗だよ！』
ほらっ！と言ってこっちに細い綺麗な手を振るA。綺麗な髪が強風になびいている。
今日はとにかく風が強い。
そんな日に俺達はたまたま任務の帰り道見つけた綺麗な花畑に足を運んでいた。
花畑を見つけた途端、握っていた俺の手を離して子供みたいに走って行ったA。
俺の彼女はなんかこう……なんて言えばいいんだろ、
透明。
いや、透明じゃないけど……すぐに消えてしまいそうな雰囲気を醸し出してる。
容姿は、五条先生よりも透き通るような白髪で肌も雪のようにめっちゃ白い。瞳は綺麗なラベンダー色で本当にいつか、外の景色に溶け込んでしまいそうなそんな姿だ。
「A〜風強いからそんなに遠く行くなよ〜！」
と叫ぶけど、花に夢中で俺の声なんて聞こえてないみたい。
「って聞こえてねぇのか……うおっ！」
その時突然俺でもよろめくほどの風が正面から吹いてきた。思わず手を前に出して防ぐ。
「っぶねー…ってA……？」
漸く風が収まったので手を退けると目の前にいた筈のAが居ない。
…もしかして今の風で吹っ飛んだ？そう思って後ろを見るがあたりには花しか無い。
大急ぎでAの居たところに駆け寄って覗き込むと仰向けになってAが倒れていた。
『あ、悠仁！見て見て、倒れちゃった！』
えへへとふにゃりと綺麗すぎる笑顔で笑うAの上に覆い被さってじっとAの顔を見る。
そのまま顔を近づけて口づけをする。
Aの確かな唇の温もりが《消えていない》ということを俺に実感させた。それに安堵したのか、自分の頬が緩んでいくのが分かった。
『…何やってんの』
「なんかお前消えそうだったから！」
にししと笑ってAの手を取って起き上がらせた。
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kon - リクエスト書いてくださり、ありがとうございました。漸く読めました。凄い良かったです。やはり五条先生最高ですね。またリクエストさせていただくと思いますがよろしくお願いします。 (2021年1月9日 16時) (
レス) id: 562bce1e3a (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - パンさん» わああ嬉しいです！ありがとうございます！！実は1番考えたセリフなのでそう言って貰えるととても嬉しいです！ありがとうございます！！(●≧∀)ｷｬｯ (2021年1月7日 11時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 伊織さん» 伊織さん！了解致しました！！少しお時間いただきますね！！ (2021年1月7日 11時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
パン - 「へへっ」って。それはイカン、可愛い。可愛いが過ぎる。キュン死するぅ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 137cca8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - あ、二つ目の方のリクエスト、書き忘れてましたが「両片思い」「同期」でお願いします！ (2021年1月6日 20時) (レス) id: 562bce1e3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年12月13日 23時
