甘えていいよ1《五条悟》 ページ14
てるくんさんリクエストです!お待たせ致しました!ありがとうございます!
※安定の同期設定
※お付き合い済み!
※主様一般人設定で!
それではどうぞ!
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『ただいま……』
とある都内のマンションの一室の玄関を開けて誰もいない真っ暗な部屋に向かって言う。
トボトボと廊下を歩き、リビングの電気をつけてそのままソファに倒れ込む。
『あぁ〜……何で消えるんだよぉ……っ』
布地に向かって叫ぶも音は吸収されてしまう。
実は私がここまで落ち込んでいるのにはある理由があるんです。
私はあるスイーツ会社の企画部で働いている者なのですが、2日後に控えた《新商品について》のプレゼンテーション用のデータが全て消えてしまったんです。
原因は至って簡単。パソコンが死んだから。
こういう時の為にもと思い、USBにデータを残したんですが残ってませんでした。(てかそもそもUSBに保存できてなかったらしい。ぱおん)
『ンア゙ア゙ア゙ア゙……どうしよう……』
もう何もする気になれず、三角座りして膝に顔を填めていると「ただいま〜」と玄関から声が聞こえた。
「やっほー!A!帰ったよ〜!」
と鼻歌を歌いながらリビングのドアを開けて入ってきた悟。私とは違って随分とご機嫌なようだ。
『おかえり』と填めていた顔をあげて笑顔を取り繕う。
悟とは同棲してもうすぐで半年になる。お付き合いを始めたのは約1年前。
お互いスイーツが好きなとことか、甘いものが好きなとこで気が合い、お付き合いを始めた。
付き合ってから分かったことはとにかくマイペース、軽薄、そして無駄に顔がいい。
でもこの人の本当にいい所は
「A、なんかあった?」
と表情から私の変化に気づいてくれるところ。
『……うん、ちょっと……仕事でさ』
と話し出せば彼は私の隣に腰を下ろした。
トントンとリズム良く背中を叩かれ「ゆっくりでいいよ」となだめてくれる。
その優しさに対してなのか分からないが、何故だか視界が涙でいっぱいになる。
『この前……もうちょっとでプレゼンあるって言ったじゃん……あれのデータ全部消えちゃって……っ』
涙混じりに話す私の言葉に「うん」とか「そっか」と相槌を打ってくれる悟。
それだけで何故だか安心できた。
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kon - リクエスト書いてくださり、ありがとうございました。漸く読めました。凄い良かったです。やはり五条先生最高ですね。またリクエストさせていただくと思いますがよろしくお願いします。 (2021年1月9日 16時) (レス) id: 562bce1e3a (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - パンさん» わああ嬉しいです!ありがとうございます!!実は1番考えたセリフなのでそう言って貰えるととても嬉しいです!ありがとうございます!!(●≧∀)キャッ (2021年1月7日 11時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 伊織さん» 伊織さん!了解致しました!!少しお時間いただきますね!! (2021年1月7日 11時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
パン - 「へへっ」って。それはイカン、可愛い。可愛いが過ぎる。キュン死するぅ (2021年1月6日 22時) (レス) id: 137cca8dd3 (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - あ、二つ目の方のリクエスト、書き忘れてましたが「両片思い」「同期」でお願いします! (2021年1月6日 20時) (レス) id: 562bce1e3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年12月13日 23時