絶望プリズンの世界第94話 ページ34
その後ノブユキが浄化され数か月がたった
二年B組
A
「おはよ〜！」
ルイ
「おはよう！Aちゃん達っていつものメンバーで登校してくるよね」
A
「まあ、一緒に住んでるからね〜」
シロウ
「これで、全員集まりましたね！じゃあ、HRが始まる前に話し合いを進めておきましょうか」
ルイ
「そうだね」
シロウ
「えっと……では……謎の少年の行方についてですが……何か皆さん、新たな手掛かりは見つかりましたか？」
「「「「…………」」」」
フミ
「今回も進展なしね」
シロウ
「ですよね。マチさんのスマホに残されていた、この謎の集合写真……撮影した記憶もないですし……何よりこの真ん中の青年……いったい誰なんでしょう？」
A
「謎だね〜」
何故か違う世界から来た私たち以外……ノブユキ君に関する記憶が消えている……
何か条件があるとしか思えない……
キスケ
「誰も何も覚えていないなんて妙だよな？」
コウ
「だが……それが実際に起きている……信じるしかなさそうだな」
シンノスケ
「まったく意味がわかんねぇよな……」
ルイ
「うん」
シロウ
「しかあい！こういう謎こそ我らがオカルト部の活動にふさわしいです！さぁ、あきらめずに謎の少年の正体を突き止めましょう！」
リンタロウ
「でも……手がかりが一切ないよ？みつかるかな〜？」
ルイ
「でもなんだろうね……この写真……皆すっごく楽しそうなんだよね……」
シンノスケ
「あぁ……だからかわかんねぇけど……なんか妙にコイツを見つけたいというか……使命感みたいなのがあるよな」
キーンコーンカーンコーン
--------続く--------
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作者名：(*´ω`*)ﾆｬ〜 | 作成日時：2020年8月31日 15時
