温情プリンシパル! ページ20
オンボロ寮 廊下
グリム
「ぜぇ、はぁ……どうだあ!」
A
「魔法って……体力つかうんだね……おなかがすいてきたよ〜」
クロウリー
「なんと……まさかモンスターを従わせることができる人がいるなんて。ふぅぬ……実は入学式騒動の時から私の教育者のカンが言っているんですよぇ」
嘘つけぇ!!あとご飯食べていい?マジでおなかすいた
クロウリー
「ユウさんには調教師や猛獣使い的な素質があるのではないか、と。しかし……ブツブツ……」
A
「学園長……グリムも一緒にこの寮に置いてもらうことってできませんか?」
ユウ
「グリムは学校に通いたがってるんです」
クロウリー
「なんですって?モンスターが?」
ユウ|A
「「お願いします!!」」
クロウリー
「…………ふぅ……仕方ありませんね。いいでしょう」
グリム
「ふな゛っ!?本当かっ!?」
クロウリー
「しかし。闇の鏡に選ばれなかった……しかもモンスターの入学を許可するわけにはいきません。ユウさんとAさんについても、元の世界へ戻るまでただ居候をさせるわけにはいかない」
グリム
「なんだぁ……ぬか喜びだゾ……」
クロウリー
「まあ、話は最後まで聞きなさいユウさんとAさんの魂を呼び寄せてしまったことに関しては闇の鏡を所有する学園にも責任の一端はある。」
「とりあえず当面の宿についてはここを無料でご提供します。ですが、衣食については自分で支払っていただかなければなりません。でぶらのあなたが差し出せるものと言ったら……ふふ、そうだ、こうしましょう」
やだ!学園長ったら変態さんなのね!体で支払えなんて言うんでしょう!?
さて……茶番はここまでにして
ユウ|A
「ごくり……」
クロウリー
「そんなに身構えなくても、学園の整備などの雑用をこなしてもらうためです。お二人は見たところ掃除能ではなかなかのようですし。ひとまず三人一組で『雑用係』はいかがです?」
「そうすれば特別に学内に滞在することを許可して差し上げます。元の世界に帰るための情報集めや学習のために図書館の利用も許可しましょう。私、優しいので。ただし仕事が終わってから、ですよ」
グリム
「ええ〜!?そんなの嫌な……」
A
「学園長が言うのなら喜んで引き受けます!」
やだ……私って学園長のお願いに弱すぎ?
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ニャー(プロフ) - マリー・クラークさん» コメントありがとうございます!面白いと思ってくれてよかったです! (2020年10月12日 15時) (レス) id: 03511c85c5 (このIDを非表示/違反報告)
マリー・クラーク(プロフ) - ニャーさん!イベントへのご参加ありがとうございました。面白いです!! (2020年10月12日 15時) (レス) id: 386c55bba8 (このIDを非表示/違反報告)
ニャー(プロフ) - おれたぬきさん» コメントありがとうございます!私も推しが一緒でうれしいです!でも……最推しが学園長なので平等に愛せないのが少しつらいんですよね…… (2020年10月1日 20時) (レス) id: 03511c85c5 (このIDを非表示/違反報告)
ニャー(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます!知ってるアニメは暗殺教室・食戟のソーマ・プリティーリズム・アイカツ・異世界カルテット・進撃の巨人・鬼滅の刃。今思いつくのはこのくらいですね〜 (2020年10月1日 20時) (レス) id: 03511c85c5 (このIDを非表示/違反報告)
ニャー(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます!合作の件ですが……お断りさせていただきますね……すいません…… (2020年10月1日 20時) (レス) id: 03511c85c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(*´ω`*)ニャ〜 | 作成日時:2020年7月28日 1時