よし、走るか [H×H] (ページ9)

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走らせるページ9

「私はもう君とアカリを会わせません」

「は？」

イルミとアカリの母は睨みあう

「イルミ、殺気をだすな、失礼だ」

「今回は私の息子が申し訳ありません」

キキョウは椅子から立ち上り深々と礼をする

「アカリは私の娘です、それもって彼の娘でもあります、、彼には言いたくなかったのです、生命を作り出せないとわかったとき彼に言ったら諦めてしまいそうだと、、、だから彼のような穏やかな人を見つけて、、、、、」

「俺も実はその時その確率が高いと思っていたからアカリがこの世に存在することが夢のようだった」

アカリは『んう？』と声をだし、ゆっくりと目を開けた

『お、お母さん？泣いてるの？』

イルミの腕から離れると

イルミの方を見て

『イルミくん、お母さん泣かせたの？ねぇ？ねぇってば！！！』

「アカリ、お母さんは泣いてないわよ？ほら、見て？泣いてるかしら？」

『あれ？泣いてない？よかった～、イルミくんごめんね、勝手に決めつけて』

アカリの母はアカリを抱き寄せて

「この子は暗殺何てできません、でも特技を見つけさせようと思うんです、でも、だからといって差別しないであげてもらえないでしょうか、どうか、お願いします」

「兄さん、俺からも」

キキョウとシルバは顔をあ見合わせ

こちらをみた

「俺らは兄弟だ、何をいってるんだ」

「アカリちゃん私も娘のように可愛がっているから大丈夫よオホホホホホホホ」

さて、過去話は長くなりましたが、アカリは父親が自分の父親ではないと知っても何も思わず過ごしてきました

イルミは想定外の出来事だったようで、何故かアカリに対しての態度が冷たくなり、いつも取っ組み合いが始まってしまうのです

「あ、アカリじゃん

って、兄貴」

『はぁ、はぁ、は？』

後ろを振り替えると突っ立ってる男が一人

「や、またあったね」

『嘘でしょ、時間稼いだのに』

「試しの門開けるのに4分もかけたらねぇ」

ポンと肩に手がのる

「俺にいつか殺されるよ？」

『キルア、へ、ヘルプ』

「俺今からお菓子食うから、じゃ」

イルミはジッとこっちを見つめる

『私イルミくん嫌いだよ』

「うん、知ってるよ」

『あっそ』

何故か一緒にシルバさんの所へ行くことになった