それでも朝は来る�� ページ40
Aside
レッスンということもあって
今日の帰りは電車。
久々に電車に乗ったら
満員電車で降りたら少し気持ち悪かった。
「うぅ、、頭痛いし、、、」
家までの道は広い通りじゃないから
少しふらついても大丈夫だったけど
視界が揺れて気持ち悪さが増してきた。
「もうっ、、むりだ、、」
近くの電柱に寄りかかってしゃがみこむことしか
出来なかった。
すれ違う何人かの人がこっちを見ているけど
誰も助けてはくれない。
『あれ？ねぇ、大丈夫？』
よく聞いている声に反応して顔を上げると
そこには生田さんが立っていた。
「いく、たさん、、」
生田「大丈夫？気分悪い？」
「ちょっと目眩がしてて、、」
生田「家までもうちょっとあるからな、、
抱っこして大丈夫？目瞑っててね？」
そして生田さんは私を抱っこして
家までの道を歩いていた。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
生田「まなつぅ〜」
真夏「あれいくちゃん？」
生田「A気分悪いって、、」
お姉ちゃんはすぐに家から出てきてくれて
生田さんから抱っこを代わってくれた。
お姉ちゃんはそのまま部屋のベットに
連れていってくれた。
真夏「体調どう、？」
「ちょっと電車で酔っちゃっただけだから大丈夫
ごめんなさい。」
真夏「そっか、、、今日はもう寝な？
明日の朝お風呂でいいからさ、リハもあるんでしょ？」
お姉ちゃんはそう言って部屋を出ていった。
寝ようと思っても目を瞑ると
思い出すのは握手会の光景と
SNSの画面。
とりあえず目を瞑っておこうと思って
目を瞑ると体は疲れていて
いつの間にか眠っていた。
「ん、何時だ、、まだ3時だ、」
ちゃんと寝てからまだ全然時間が経っていない。
このまま寝れなかったらどうしよう。
焦って余計に眠れなくなってくる。
気分を変えようと起きてお風呂に入った。
お風呂から上がると
さっきの頭痛が戻ってきて
このままだと目眩も戻っちゃうと思って
急いで部屋に戻った。
横になっても感じる視界の揺れ。
それに苦しんでいる間も
頭の隅にあるのは批判の言葉。
それに悩んでいても空の色は明るくなってきて
また眠れなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 176人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千星(プロフ) - 続きがとても楽しみです！ (2022年10月13日 1時) (
レス) id: cdfbe05b8e (このIDを非表示/違反報告)
1.2.3.wawawawawa - さくちゃんとかっきー、あやれい達と一緒にダンスを練習するのが見たいです！ (2022年8月21日 20時) (レス) id: 2050ea259a (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - パピコさん» コメントありがとうございます！こちらこそお忙しい中で読んでいただけて嬉しいです〜！ぜひリクエストがあれば気軽にお願いします！これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年7月12日 14時) (レス) id: 9e977f1bb1 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - いつもこのお話が更新されるのを楽しみにしています…！忙しいとは思いますが、これからも更新頑張ってください！！ (2022年7月7日 17時) (レス) id: 76baafea34 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そら | 作成日時：2022年6月20日 23時
