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【双子】 ページ6
ガチャリ
楽屋のドアが開き、人が入ってきた
「お疲れ」
「大翔…お疲れ様」
入ってきたのは双子の弟、高梨 大翔-ﾀｶﾅｼ ﾋﾛﾄ-。
ちなみに、俺の名前は高梨 翔斗-ﾀｶﾅｼ ｼｮｳﾄ-。
俺たちは双子のアイドルとして活動している。
うーん、自分で言うのもアレだけと……人気、かな。
「兄さん、次何？」
「えーと…雑誌の撮影。
間が2時間くらい空いてるけど……どうする？」
「2時間か…間に合うな」
「？」
小さくぼそりと呟いた大翔
間に合う、って…何が？
よく分からないまま、俺は大翔に連れられた。
.
.
.
「家、なの？なにか忘れ物？」
「違う。兄さんに伝えたいことがあって」
「伝えたいこと、」
真面目な顔をして言うから、ちょっぴりドキリとしてみたり。
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作者名：藍衣(あい) | 作成日時：2016年12月12日 1時
