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(名前)side 選ぶのは ページ9
マー君にこう言われた。「Aは蘭が好きなのか？」と､､､
ごめんなさい。
気づかないふりをしたかった。
大好きなマー君を大事にしたかった。
なのに私は灰谷蘭さんのことを愛してる。
心臓がそう言ってる。
なんて思っていても言っちゃダメだよ。
私はマー君を裏切るなんてことできない。
だから､､､
｢私が好きなのは万次郎だよ」
こう言うしかなかった。
マー君 ｢よかった､､､」
マー君はホッとしたような顔をした。
でも､､､
蘭さんはすごく悲しそうな顔をした。
蘭さん､､､
こんな顔させたくないのに。
ねぇ､あなたはどうして私の心をこんなに動かすの？
マー君といるときには感じられないこの心臓の動きが私のマー君を選ぶ決心を揺らす。
おかしいよ､､､
蘭さんと会ったのは本当に最近なはずなのに。
離れたくない。
本当は蘭さんを選びたい。
でもだめなの。
だから､､､
「蘭さん､さようなら。色々ありがとうございました」
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作者名：愛蘭 | 作成日時：2023年2月27日 0時
