不安 ページ7
Aと最後に会ったのは1か月前。
また会えない日が続いている。
それに連絡先交換して1週間まではオレが連絡すればすぐ帰ってきたのだが、それから連絡しても返ってこなくなった。
Aは無視したりする性格ではないから少し不安だ。
もし、なにかあったら､､､
なんて考えてしまう。
それからまた1週間後。
Aから連絡がきた。
『最後に1回だけ会いたいです』
とだけ。
最後？
どうなってんだよ。
とりあえず会って理由を聞こうと思い連絡を入れた。
『わかった。前あった場所で明日1時でいい？』
送るとすぐに連絡がきた。
『はい』
緊張しすぎて30分も早く着いてしまったが待ち合わせ場所にはAがすでにいた。
「遅くなってごめん。待った？」
A 「いえ､私が早く来すぎただけなので､､､」
「で､聞きたいんだけどなんで最後なんて言った？」
少しイラつきが声に出てしまっているが抑えられない。
A 「ごめんなさい。私本当はマー君に蘭さんと会うのは禁止されてたんです」
「は？なんで､だよ､､､」
理由が思い当たらない､､､
A 「理由はわかりません。聞いてもはぐらかされてしまって」
「無理」
A 「え？」
「無理に決まってんだろ。なんでオレが離れないといけないんだよ！」
A 「でも､､､」
「お願いだからもう離れないでくれ」
A 「もう離れないでって､､､？」
？ 「おい」
声が聞こえたさきを見るとそこにいたのはマイキーだった。
「マイキー､､､」
マイキー 「俺のに近づくな蘭」
「いくらマイキーでもAだけは渡さねぇ」
オレとマイキーは睨み合う。
そこにAが入ってきた。
A 「マイキーごめんなさい。私蘭ちゃんと離れるなんてできない！！ずっとに一緒にいるって約束したの！」
「A､､､？」
マイキー 「なんで､､､」
思い出したのか？
A 「あっ､何言ってんだろう私､､､今のは違くて。ただ蘭さんと会えないのは嫌なの」
思い出したわけではなさそうだ。
でも少しだけ記憶が､､､
マイキー 「Aは蘭が好きなのか？」
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作者名：愛蘭 | 作成日時：2023年2月27日 0時
