＊日向の盗み聞き ページ10
「２組の和倉君ってカッコいいよね〜」
「わかる！バレー部でリベロ？なんでしょ？」
チームメイトの名前が聞こえてきて振り向けば
女子数名がAの噂話をしている、だと・・・！？
「しかもすごい上手なんでしょ？」
「でもレギュラーじゃないって聞いたよ」
「和倉君より凄い人がいるの？！」
くそうAめ！
俺より人気者じゃねえか！
俺だってバレー部のエースになって、小さな巨人って呼ばれるカッケェやつになるんだからな！
「ああ、あの２年の人でしょ。でも和倉君の方が背も高いし、和倉君がレギュラーでいいのに」
なにっ！？
西谷先輩のことか？！
うおおお黙ってられねぇ！西谷先輩のローリングサンダーすげえんだからな！！
と、飛び出していきそうになった所で聞こえたのは
「ねえ、それ俺の話？」
Aの声だった。
「和倉君がレギュラーにふさわしいよねってみんなで話してたの！」
「へぇ…俺の、いや、
「え？それはないけど…」
「じゃあさ、あんた達が俺の先輩のこと好き勝手噂するのって、おかしくない？」
「観たこともないのに俺の尊敬する先輩を卑下する様な事言うの、やめてね？」
ゾゾゾ
背筋が凍るような声だった。
A…あいつ怒るとやっぱ影山より怖ええ
「で、日向はいつまでそこにいるわけ」
「ヒィィ！！バレてた！？」
「頭隠して尻隠さずって、習わなかったか？」
ああ、なんだっけ
隠れたつもりが隠れてないみたいな意味だっけ？
「部活行くんだろ。ほら行くべ」
「お、おう！」
こいつやっぱ、'' 夕先輩リスペクト '' が強いな
◇
ーー部活中
「夕せんぱーい！今の俺のスーパーレシーブ見てましたか！？」
「おう！見てたぜ！キレッキレだな！」
「ありがとうございます！！！」
さっきと態度が全然違うじゃねえか…
と、日向は深く考えるのをやめた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1866人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てあ。(プロフ) - あいあいさん» ありがとうございます！！大変お待たせしました！これからもよろしくお願いします！ (5月25日 19時) (
レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
てあ。(プロフ) - ゆきさん» 怖がってくれてありがとうございます！！そしてこれからもよろしくお願いします！！ (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
てあ。(プロフ) - たろ。さん» すすすすすみません！！嫌なところで放置していました、、怖がっていただけて嬉しいです、、(？)怖い編終わりました！よろしくお願いします！ (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
てあ。(プロフ) - 占ツクの作者神さん» 長らくお待たせしました、、頑張って終わらせますので最後まで読んでいただけると嬉しいです！ (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
てあ。(プロフ) - みかんの缶詰さん» 本当にお待たせしました、、嬉しいお言葉もありがとうございます！そして次こそのやさんのローリングサンダー降り注ぐよう言っておきます！ (5月25日 19時) (レス) id: 132818d6b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てあ。 | 作成日時：2020年5月29日 0時
