烏野控えリベロの顔が良い

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練習試合後
制服に着替えて部室を出ると、日向と谷地さんに会った








「あ、和倉君！今ね和倉君の話してたんだよ！」


「え、俺？」


「そうそう！お前のレシーブがズドーンって感じで凄いよな！って話してたんだ！」








その後もバビュンとかずびびびっとか、よく分からない擬音語で褒めまくってくれる二人








「まあ夕先輩ほど拾えなかったけどな」


「また俺にレシーブ教えてくれ！！」


「おう！でもその前に勉強な。公式、ちゃんと覚えといてよ」


「う゛っ 忘れてた・・・」


「谷地さんも日向と影山に勉強教えてくれてるんでしょ？ありがとね」


「ウス！私で教えられてるから分かんないけど、」









月島君よりも優しく教えられてるかどうか…とどもる谷地さんに、日向も俺もそれは絶対に大丈夫だと首を振る








「あ、土曜日谷地さん家で国語と英語教えてもらうんだけど、A、お前は？」








国語と英語か

苦手だし、教えてもらえるならありがたいな

月島にしごかれるよりは谷地さんに優しく教えて貰いたいしな







「谷地さん、俺も行ってもいい？」


「あ！ハイ！全然！！」


「迷惑が増えて申し訳ないな」


「本当に全然！平気ッス！」







こうして土曜日は有り難く勉強会に参加することになった。

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