34話。 ページ3
俺は、今日もごく普通の日々と同じように
過ぎていくと、そう思っていた。
ただ違ってたのは、
無理やり着いて来たクソ松が隣にいるだけだ。
険しいというかそんな気を感じるのみ。
「ここにベリーキュートなキャットがいるのか？」
「あ？何でついてくるんだよ！
寂しさに漬け込んでるのかよ！」
何故、俺とカラ松がこんな所にいるのか。
事の始まりは、至って普通だ。
この前、俺が産まれたばかりの子猫を見つけた。
その事を兄弟に話すと、カラ松が会いたいと言い、
本人が無理やりにでも着いて来たと言う始末だ。
思い出しただけでもむかつくな…。
ただでさえ、いつもいらつくのに、
一緒だと余計にイライラする。
「ヘイ！カラ松ガール。」
「は？」
女性が引いた顔をして彼奴を見ている。
一番扱いに困る奴だな。
そこの曲がり角を曲がれば路地裏だ。
あと少しの辛抱だ…。
そう思った矢先、
俺は物陰から人が複数人いることを確認できた。
何かおかしいな。
恐る恐る覗くと…。
「おーらよ。」
「…っ！」
痛々しい暴音がこの路地裏に響いていた。
かすかに何かに群がっているのも見える。
「まさか…！」
猫に何かあったんじゃないかと
俺は身を震わせた。
「さっきの威勢はどうしたー女あ！」
男の一人がそう口にした。
「女…！？」
気になり、俺達は路地裏に足を踏み入れた。
しかし、それを拒む者がいた。
「おい！何のつもりだよ…。」
「……。」
当の本人は、無言のまま、
その光景を目の当たりにしていた。
「おい！どうしたんだよ！どけよ！」
「あ''あっ…！」
女性の声が響く。
どこか懐かしい雰囲気を保つ声が。
死んでしまうのではと思わせるぐらい苦しそうだ。女性だから余計に、ね。
頭の中である言葉がよぎってくる。
『カラ松兄さんは
どんな時でも助けてくれるよね。』
彼奴の相棒の言葉だ。
「なんで助けないんだよ。
いつもはすぐに助けてるだろ！女なら尚更！」
俺はこいつの胸ぐらを掴んだ。
カラ松がはっとした。
「…一松、直ぐに十四松を呼んで来てくれ。
今頼れるのはお前しかいない。頼んだぞ！」
カラ松が俺の手を振り払った。
その顔を見るといつもの彼奴が戻たように見える。
「…クソ松が命令してんじゃねえよ！」
彼奴はひどく血相を変えていた。
あれは相当怒ってる。
そう思い、俺は急いで路地裏を後にした。
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ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - 依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。さん» お「え、俺のこと好きなの///？え、嬉しい///ありがとう///」もも『あれぇ？いつもなら結婚して！とか言うのにどーしたのかなぁ？あらら、耳が赤いけど？』お「うるせー！俺だってさぁ、真面目に考えるし///」 (2019年5月2日 21時) (
レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。(プロフ) - ももまつ(全松girl)@低浮上気味さん» 可哀想だけど、ごめんおそ松！実はそういうところも好きなんだよね笑。とんだ茶番ですね笑笑。 (2019年5月2日 21時) (レス) id: 0d2970c678 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - 依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。さん» お「え、なんかお兄ちゃんの扱い酷くない！？依愛は優しい？けど…。お兄ちゃん寂しがってるよ？」もも『ごめん！ももまつさんはどーでもいいかなー！ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ』 (2019年5月2日 21時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。(プロフ) - ももまつ(全松girl)@低浮上気味さん» そうなんですね笑。おそ松推しなんで凄く嬉しいです！頭にたんこぶをつけたおそ松が想像出来ちゃいますね笑。 (2019年5月2日 21時) (レス) id: 0d2970c678 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - 依愛(いあ)さん» 最初のところは私の小説のおそ松ですw私が殴っときました！(⌒∀⌒ )ｱﾊﾊﾊﾊﾊ (2019年5月2日 21時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。 | 作成日時：2017年1月16日 21時
