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｢あっ、すみません……｣
そう言って忠義と私を繋いでいた蛍光ペンから手を離す。
『あ……いや、』
しばらく忠義の手に握られている蛍光ペンから何故か目が離せなかった。
渋｢お、ありがとありがと｣
そう言って忠義から蛍光ペンを受け取った渋谷さん。
その間も忠義は俯いたまま。
村｢なんや、大倉えらい静かやん｣
なんて村上さんの一言でびくっとなる忠義
と私。
『あ、いや、ちゃうねんめっちゃお腹すいてんねん』
渋｢さっき弁当食っとったとこやんけ｣
丸｢あ〜もしかしてAちゃんいはるから緊張してるんちゃうん〜！！｣
なんて衝撃的なことを口にする丸山さん
『……別にそうゆうことやな 安｢確かに可愛いもんなあAちゃん｣
丸｢お肌もちもちやんかあ〜！｣
忠義が否定しようとしたところに被さるようにそう口々にした丸山さんと安田さん。
｢そんなそんな……｣
そう否定しつつ安田さんの目線が忠義に向かった瞬間
あ、やばい、この流れ、
なんて思った時にはもう遅くて
安｢なぁ？おーくらもそう思うやんなあ？｣
やっぱり、忠義に振ると思った。
忠義に女として見られてないことぐらいわかってて
散々言われてきたんだもん
慣れてるはず。
顔を褒めることなんて1度もいわれたことなかっ『……初めて見た時からめっちゃ綺麗な顔してんなあって思ってたで、俺。』
そう言って、無意識に自分の髪の毛を触った忠義。
私の記憶が、ないと思ってるから？
社会の、社交辞令か何かかな
きっと、きっとそう。
貴方の周りに群がる女の子なんていっぱいいたはず
そんなこと言い慣れてるはず
なのに、なんで
" 『俺照れたらめっちゃ髪の毛さわってまうらしいねんな〜』 "
そんなの、私しか気づかないじゃん
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チーずケーキ(プロフ) - 彩葉さん» 勿体ないお言葉有難うございます( ；；)これからもぜひぜひ更新をお楽しみにしていただければ幸いです！有難うございます！ (2019年5月12日 10時) (
レス) id: 93aa1eee34 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉(プロフ) - チーずケーキさんの書かれるお話が大好きで前から読ませていただいてるのですが、今回更新されたお話を読んでいて胸がキューっと苦しくなりました！毎回、更新されていると嬉しくてワクワクしながら読ませていただいてます。これからも応援しています(^^) (2019年5月11日 21時) (レス) id: bcc4124b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーずケーキ | 作成日時：2019年5月11日 19時
