愛のしるし2

宏い心 ページ1

みつくんの車の後部座席に乗り込んで早1時間





私たちは神奈川県に来ていた






「うわーーー！海！！！！！冬の夜の海！！」





今は夕方で




窓ガラス越しに見える景色につい興奮してしまう





宏光｢はしゃぎすぎ笑

飯なんだけどさぁ、俺の高校の親友が夫婦で海沿いでレストラン始めて、俺のために1日だけ貸し切りにするって言ってくれたからそこでいい？｣





か、貸し切り？




｢いや、みつくん私と二人の時にそんな大切なとこいってもいいの！？｣





宏光｢んー？いいに決まってんじゃん｣




彼は運転を続けながらそれだけ言った







10分くらいするとついたレストランはほんとに海が目の前で小さな可愛いお店






宏光｢うぃーーーっす！｣





みつくんがニコニコしながら入る




中はもう薄暗くなってきた外に合わせて暗めの照明で所々においてあるキャンドルで照らされていた





かずや｢お！！！！きたか！｣






キッチンの方から出てきたのは180cmくらいの爽やかなお兄さん





宏光｢かずやのうまい飯食いに来た｣





かずや｢お前高校の時から俺の弁当つまみ食いしてたよな

、、、？お前彼女？めっちゃ可愛いじゃん｣





ゆみこ｢あーいらっしゃいきたやまく、、、彼女！？｣




後ろからまた出てきた奥さんであろう女の人とかずやさんはわたしをみて固まった





宏光｢ふは！笑

最近仕事場でできた友達｣





みつくんがそう言ってくれた時単純に嬉しかった




｢初めまして、Aです

北山さんにはコンサートでお世話になってます


素敵なお店ですね｣






そういうとご夫婦はなんだかにやにやしながら




ゆみこ｢かずや、北山くんが女の子といるとこはじめてみたよねっ｣




かずや｢おう笑

Aさん、ゆっくりしてってな！

俺が作る飯上手いから！｣





席に誘導してくれた

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