元鬼殺隊の桜柱様は大切な人を作らず、ただひたすらに呪霊を狩る

関わりたくない人 ページ10

ｺﾝｺﾝｺﾝｯ…

ｶﾞﾁｬｯ

A「…はい」

…誰。黒髪のウニみたい…

？「1年の伏黒恵。よろしく」

…んー…名前だけ言ったら嫌われるか。

A「1年の胡蝶。話しかけても任務以外はスルーするから。
じゃあ、早く帰って」

ﾊﾞﾀﾝｯ

伏黒「は？」

うん、その気持ちよく分かるよ。

私だって『は？』って言ってたもん。

私だってこんなのやだよ。一人ぼっちは嫌だよ…

でも、私の近くにいると貴方達が危ないから…ごめんね。

もう誰も失いたくない。傷付いてほしくない…

…もう…誰かが傷付くのは見たくない…

次の日に挨拶に来た先輩に同じ事を言って

顔を合わせるたびに嫌な顔されたのは言うまでもない…
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
伏黒Side
五条「恵ー、実はね編入生が居るからさ
挨拶して仲良くしといてねー」

伏黒「編入生？」

五条「元鬼殺隊の最強…上がそれを利用して呪術師に
引き入れてさ…あ、因みに女の子だから優しくしてあげねー」

伏黒「は？」

元鬼殺隊最強…しかも女かよ。

…挨拶しに行くか。

ｺﾝｺﾝｺﾝｯ…

ｶﾞﾁｬｯ

？「はい」

扉が開いて、蝶の髪飾りをした女が出てきた。

黒から青のグラデーション…珍しいな

伏黒「1年の伏黒恵。よろしく」

女は一瞬戸惑って

？「1年の胡蝶。話し掛けても任務以外はスルーするから。
じゃあ、早く帰って」

…ﾊﾞﾀﾝｯ

伏黒「は？」

よろしくくらい言えよ。

あと胡蝶って…考えるの辞めよう

五条「あ、どうだった？」

伏黒「最悪です」

あまり関わりたくねぇ…

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