なにわの掟4 (ページ23)

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オオカミ少年4 ページ23

末澤side

末澤『るーく。とりあえず話聞かせてや？』

あまりに強張った表情をみて一旦優しく声をかけてやるといきなり泣き始めたるーく

當間『僕っ僕、、んん、、悪くない、、です』

末澤『ん。それで？』

當間『ひくっ、、、え？？？』

末澤『なんでこうなったん？ちゃんとるーくの
口から俺は聞きたい』

當間『それは …… その …… 』

末澤『悪くないんやったら話せるやろ？』

當間『僕最近嘘つくのハマってるんです……』

末澤『はぁ！？なんやそれ。アホか。またややこしいことハマったな…… 』

當間『それで今日誠也くんったちにっ言われたから注意したっらそれも嘘やろって …… 』

末澤『それで西村に言い返せなくて手が出たっ
ちゅうわけか？』

當間『はいっ、、、』

末澤『るーく。これはお前が 100% 悪いわ』

自分でも悪いとわかっていたのか下を向いてしまう當間

末澤『もちろん手を出したのも悪いけど
嘘つくのはほんまに悪いことやで？楽しくて
やっとるんやろうけどそれで傷つくひとが
いるかもしれんやろ？』

當間『はい …… 誠也くん。僕が悪かったでっす、、、』

末澤『俺はるーくならわかってくれると思っとったよ』

當間『はいっ、、、』

そう言って優しい表情で頭を撫でてやる末澤。
しかし空気が一瞬でかわる

末澤『まぁわかったと思うから反省の時間や。るーくこっちきい』

そう言って椅子に座る末澤。當間の手をひいて
膝に倒す。
しっかり切り替えるのがこの怖いお兄さん。
ここから地獄の時間がスタートするのであった。