なにわの掟 3

僕の心理カウンセラー3 ページ44

大西side

撮影中 いつ バレるか 気が気じゃなくて ミスを
連発して しまう。それでも なんとか 撮り終えて
楽屋に 向かう。


大ちゃんたちが なにか 話とるけど そんなこと
頭に 入ってこないくらい 鏡のことで いっぱい
いっぱい だった。


正門 『 はい笑 流星 ちょっと ええ？？』

大西 『 ………… 』

正門 『 流星？？』

呼びかけに まったく 反応出来ず 気づいたのは
肩をトントン されてから だった。
心配そうに 見つめる 大ちゃんとジーコ、そして
正門くん！！

大西『 あぁ！！ごめんなさい！！ ぼーっと しちゃって笑』

正門 『 大丈夫なん？それで 話あるんやけど ……』

大西 『 大丈夫！！ 話って？？』

正門 『 2人が ええんやけど いい？？』

大西 『 おん！じゃあ 空いてる楽屋行こ！』




そう言って 正門くんを 引っ張って 空いてる楽屋に
入る。



ガチャ


大西 『 それで まさちゃん 話って？？？』


正門 『 んー。俺が 話すって 言うより 聞きたいことかなー 。 やっぱ なんか 隠しとるやろ？
流星が 辛いなら なんでも 受け止めて あげたい。
悩んでるなら アドバイス あげたいし。だから ……話してくれへん？』

大西 『 ……………… なんも…… なんもない ……です …… 』


正門 『 ほんまに？？』


そう言って 覗き込まれて 目があったら 限界やった
視界が ぼやけて 目から 水滴が 落ちる


正門 『 流星？？ 大丈夫や。 ほら 話してみ？』


涙を 流す僕に 正門くんは びっくり した 様子を
見せながらも優しく 背中を さすって くれた。


大西 『 んんん、、 あの …… ね 、 、』

正門 『 うん、、ゆっくりで ええからね？』

そう言って くれる 正門くんに 甘えて ゆっくり全てを話した。 小道具の部屋で バレーボールを 見つけたこと。 サーブを打って 遊んでいたから 鏡を 割ってしまったこと。後悔して 撮影に 集中 できなかったこと。 全てを 話した。


正門 『 ふぅー。流星 話してれて ありがとうな。』

大西 『 おん …… ひくっ …… 正門くん 怒る よね？？ 』

正門 『 せやな。 流星 今日 悪いこと したやろ？
それに 隠して 悪い子 やったでしょ？ 』

大西 『 はい … もう こんな 気持ち いやや…… 』

正門 『 そうやろ？ じゃあ 局の鏡 壊した お仕置き。 こっち おいで？ 』


そう言われて 素直に 椅子に 座った 正門の 膝に乗る
大西。すぐに ズボンとパンツが おろされる

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