高嶺の花なんかじゃない【BTS】 (ページ35)

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【Suga side】

ドンドンと扉を連打される。
テヒョンの次は一体なんだってんだ。

「ヒョンあれは何なんですか？」

すごい形相のジョングクと苦笑いしたジンヒョン。
一体何の話かと思ったけど、あーテヒョンか、と納得した。

「やー、ユンギや。僕だって軽めのキスで終わらせたよ？」

ん？キス？
キスはテヒョンには見られてなかったはずだけど…
あー定点カメラか。

「ヒョン、途中からAVになるんじゃないかとハラハラしました。一体あれは何なんですか。寝込みを襲って。」

まあまあ見られてんな。

「でも、あれはあみさんが悪いです。俺はあそこで終わらせるの無理です」

な？そうだろ？そうなんだよ。
俺頑張ったよな、まじで。

「ユンギやー、わかったろ。あの声というか、吐息というか、完全に魔力だよな」

「ヒョン、今のところ2人ともキスしてますけど、キスはOKなんですか？」

「グガ、お前できんの？あみと」

「いや無理っす、憧れなんで。でも一歩踏み外したら多分キスだけでも無理っす。多分押し倒します。ってか抱き倒します。」

「グガに押し倒されたら僕でも体折れそう。」

「ヒョンは肩幅イカれてるんで無理っす」

「やー」