高嶺の花なんかじゃない【BTS】 (ページ34)

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あみー、あみーお腹すいたーってずっと後ろをついてくるテヒョン君の為にキムチチャーハンを作る。

その匂いに釣られてか、ジンさんとジョングク君も部屋から出てきた。

ソロで活動して、一人暮らしをしてる私にとって４人でご飯を食べることすら大人数と感じる。
それと同時に自分で作ったものですら、誰かと食べるって美味しいんだなって思う。

「あみがねーユンギヒョンとハグしてたの、ベッドの上で」

一斉にみんなのスプーンが止まる。

『ちょ、ちょっとテヒョン君』

「だから僕もハグしちゃった、あみってとってもいい匂いなんだよー」

ちょっと４次元、この空気どうしてくれようか。

「やーあみちゃん、どういうことか詳しく聴きたいな」

ジンさんの笑顔が怖い。

「あみさん、ハグだけですか？」

ジョングク君の目はさらに怖い。

『オ、オンエア見てください...』

「ジンヒョン、オンエアじゃだめです、編集されます。編集前の映像押さえに行きましょう」

あかーん、見られたら終わる。
止めなきゃと思った時には2人はもういなかった。

「2人とも食べるの早いね、あみおかわり」

こ、い、つ...可愛い、悔しい。