11話 ページ13
(マルティナside)
そう、これは私達が出会う…10年前の話。
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ー10年前ー
私たちの家の近くにAが引っ越してきた。
Aの両親とAが挨拶周りに私たちの家の方にも来ていた。
Aの父｢先日お近くに引っ越してきました。何卒よろしくお願いします。｣
(ロ)｢こちらこそよろしくお願いします。うちには2人の孫がいまして。今は友達と遊びに行ってまして…｣
ロウ様が言うには、Aの両親が少し目を離した時、Aは自分の所に来て、
A『…お久しぶりですね、ロウさん！』
ってこっそり言ってくれたらしい。
Aの家族が帰った後、私とイレブンが家に帰った時、ロウ様が私たちに自慢げに話してたの聞いて羨ましかった。
近々Aの家族は隣町の遊園地に行くらしい。
お土産も買ってきてくれるみたいで、とても嬉しかった。
そしたらAに会って、久しぶりって言い合って、たくさん話そうと思っていた。
…でも、そんな日は来ることなかった。
Aの家族が遊園地の帰り道に事故にあったらしい。
かなり悲惨な事故で、相手の車が信号無視で突っ込んできたという。
しかも、Aの家族が乗った車はぶつかった影響で道路から落ちてしまった。
車は燃え、原型を留めていなかった。
助かったのは当時6歳だったAだけ。
そのAだって酷い怪我を負っていた。
すぐにAは入院することになった。
そしてAも回復し、退院の日して2週間ぐらいたって、私たちはAの家に遊びに行った。
怪我はすっかり治ったみたいでAは1人でお留守番していたみたい。
その時私たちはまだAのこと見たことなくて、本当にAか確信は持てなかった。
けど、家から出てきたAをみて確信に変わった。
だから、久しぶりって言ったの。
ロウ様は覚えていたって言ってたから。
でもAは、だあれ？って首を傾げて私たちを見つめていた。
イレブンなんて泣きそうになっていたし、私も正直辛かった。
前の世界でAは無口なイレブンにも気を使ってくれたり、大人びている私にも笑顔で話の輪に入れてくれた。
平和になってまた会おうって言って数日後、Aとは連絡が取れなくなってその後はもう…。
…その日は謝って家に帰って、イレブンと話し合った。
でも2人とも決めていた。
またAの所に遊びに行こうって。
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sakine(プロフ) - 久しぶりですね愛莉鈴さん！調子はどうですか？久しぶりに小説投稿してくれてありがとうございます！受験で苦しいかもしれませんが頑張ってください！いつでも待ってます！ (2017年9月5日 23時) (
レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - ユランさん» ありがとうございます！ (2017年9月3日 16時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユラン - 受験頑張って下さい！ (2017年8月29日 20時) (レス) id: da90a289b1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - きれいにまさん» そう言って頂けると嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - sakineさん» リクエストありがとうございます！ 実はデートスポット迷っていたのでリクエスト頂けて嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛莉鈴 | 作成日時：2017年8月16日 17時
