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22.煉獄家 ページ22

「さあ、着いたぞ。ここが俺の生家だ。」

 目に広がるのは立派なお屋敷。

 私なんかが入っていいのだろうか…。


「おじゃまします…」

 煉獄さんが扉を開けると、

 彼と同じ顔をした年下の男の子が駆け寄ってきた。


「兄上、おかえりなさい。」

「うむ。ただいま帰った!」

「そちらの方は…昨日の文で教えてくださった方ですね。」


 文?そんなものいつの間に渡していたのだろう。

「そうだ!Aという。千寿郎は俺の弟だ。

よろしく頼むな。」


「AAです。炊事洗濯などなんでもやります!

よろしくお願いします!」


「Aさんですね!

 煉獄千寿郎です。よろしくお願いします。

 有難いお言葉ですが、まずは怪我が完全に治るまでは

 無理なさらないでくださいね。」


 な、なんて優しい子なんだ!


「千寿郎、父上は?」


「Aさんのことについては、昨夜お伝えしましたが、

 好きにしろと言ったきり部屋からは出てきません。」


「そうか。いつも任せきりにしてしまってすまないな。」


「いえ!兄上は鬼殺隊、炎柱。僕の誇りです!」


 優しい兄弟だなあ、

 お互いがお互いのことを思い合ってるのが

 よく伝わってくる。

23.散りゆく記憶→←21.慣れない着物



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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狐姫(プロフ) - nさん» お楽しみいただけて嬉しいです!こちらこそ、読んでくださり、ありがとうございます。 (2021年10月19日 9時) (レス) id: 12299479a5 (このIDを非表示/違反報告)
n - 凄く読んでいて楽しかったです。ありがとうございます。 (2021年10月18日 22時) (レス) id: 2858fa56d6 (このIDを非表示/違反報告)
狐姫(プロフ) - 柚葉さん» 全ての作品は読めていませんが、個人的に継子の実弥さんの切なくて好きです!新作も気になるので、読ませていただきますね! (2021年10月15日 21時) (レス) id: d8f3f4bc3f (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 狐姫さん» あのう、大変恐縮ですが、どの実弥さんがよかったですか? (2021年10月15日 21時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
狐姫(プロフ) - 柚葉さん» 読ませいただきました!とても素敵です!!不死川さん良いですね!! (2021年10月15日 20時) (レス) id: d8f3f4bc3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狐姫 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/kohime_yume  
作成日時:2021年10月13日 15時

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