第四章『地獄へようこそ』 ページ34
来たぞインペルダウン
私達は無事インペルダウンへの侵入に成功した、このまま問題を起こさずスムーズにエースくんを奪還し、戦争も起こさず白ひげさんも救えれば一番良いんだけど
多分そんな上手くは行かないから…まずはルフィくんがマゼランの毒を食らわないようにしなきゃね！あれのせいで相当遅れたから
という事でまずは下に下にと降りなければ！
「麦わら、インペルダウンについての説明がまだだったな」
「ん？」
「ここは地下に進むにつれ階層が上がる仕組み、つまりLEVEL5に行く為には階段や様々な仕掛けを通って下に降りなければならない」
「分かった！じゃあ一番下にエースはいるんだな！？」
「おそらく…」
「よし！さっさと行こう！！壁伝いに行くからお前捕まっとけ！」
ほんとにお猿さんみたいだ
ルフィくんの背中に引っ付いて 監視の目が届かない場所をあっちこっちする
時には天井、時には柱の上、そうしているうちに地下に降りる階段を見つけた
よし、ここがLEVEL1への入口だ！
そくささと階段を降りると警報音と騒がしい足音が聞こえて来た
……バギーだな
悲鳴が聞こえるが無視をして走る
檻の前を歩けば囚人達が騒ぎ出した
「おい！にーちゃんねーちゃん！ちょっとちょっと！なんで外に出てんだよ！」
「出てるって…おれ達外から来たんだもん」
「お前何者だ？看守でも獄卒でもねェよな」
「うひょー！いい女！もっと近寄れよ！」
「なんで外にいるんだよ！？」
「麦わら、コイツらに構ってても時間の無駄だ…救えるもんも救えなくなる、行くぞ」
「おう！じゃあな〜！！」
鍵を持ってこいと騒ぐ囚人達を無視して階段を見つけるべく歩き続けると前から何かが突進してくる
まさか……！！
ぎゃあああ！と情けない声を出しながらバギーくんはブルーゴリラことブルゴリを連れて私達に向かって来た
ふざけんな！！
ボケっとしているルフィくんの手を掴み走り出す！本人はなんだあれ！！とちょっと興奮していて思わず殴りそうになるが我慢
バギーくんが隣に並ぶ
「切られたァ！！走りずらっ！！」
「……何引き連れて来てんだコラァ！？」
「どわーーっ！？！美女！？じゃなくて"南の海"の女王〜〜！！？そして麦わら！？なぜ貴様らがここにィ〜〜！？！」
「え！？…なんだバギーか」
「よーし！フザけんなこのスットンキョーめ！！相変わらず生意気なヤローだ！」
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ベリル(プロフ) - ふじかくしさんの書くきっどくん、きっどちゃん最高に面白いです！きらー達と無事再会出来る事を願います！更新頑張って下さい！ (2022年8月2日 23時) (
レス) @page46 id: f6e00c6132 (このIDを非表示/違反報告)
アイセ(プロフ) - すっごく面白いです！！続き楽しみにしてます！！ (2022年7月29日 5時) (レス) @page20 id: 6d7754e057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふじかくし | 作成日時：2022年7月24日 19時
