よろしい、ならば反撃だ(笑)【鬼滅の刃】

佰伍 ページ5

獪岳視点






任務で怪我をした





そんな内容の手紙をAに送ったのはもう二日も前のことだ

雑魚鬼だったが一般人を守りながら戦ったし
その鬼の爪が異様に長く、そして爪の先には毒があったみたいで

呼吸で巡りを抑えたとは言え 手足の痙攣や頭痛がおさまらなくて 蝶屋敷で治療を受けていた


三日は安静にしていろ
絶対に刀を握るな

そう 恐ろしい笑顔で言われたものだから
大人しく べっど？と 言われるもので寝ていた






今日は新しく治療を受けに来た人がいるらしく朝から騒がしかった、ほんの少しカスに声が似ていたから無性にイライラした









夕方になった頃
なんだか眠気に襲われ
そのまま寝てしまった

今日は何故か いい夢が見れる気がした







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窓から入る日の光が眩しくて目が覚めた



嗚呼…久しぶりにゆっくり寝れた気がしたな、

ふと、下半身に違和感を覚え
体を起こすと





俺の足元に縋るような形で眠るAがいた


…やっと会えた

俺は嬉しくて、早く話したい
Aの声を聞きたいと思い

体を揺らした

だがAは幾ら揺すっても
起きることは無かった


流石に可笑しいと思い
口元に手を伸ばす


ヒュッと自分の呼吸の音がした
だくだくと嫌な汗が吹き出してきた

恐る恐る胸元に手を当てる








Aの心臓は動いていなかった









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大正コソコソ噂話

あの後しのぶさんが帰って来てAを探す様に言われたアオイちゃんは獪岳くんの部屋でAさんを見つけ 思わず怒鳴りそうになったが 獪岳くんに縋る様に眠るAさんを見て しのぶさんに相談しに行きます

状況を見たしのぶさんは二人の寝顔があまりにも幸せそうだったので起こさず そっとしといてあげたらしいよ！

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