よろしい、ならば降参で(笑) 【鬼滅の刃】

陸拾伍 ページ16

善逸「え、Aちゃんご飯食べないの？お茶だけなの？」

「え？あ、うん」

炭治郎「具合が悪いのか？」

「…私……その、お腹空かないから」

善逸「えっ！！どうゆうこと！？！」

「いや、…お腹が空かないって事」

炭治郎「お茶しか飲まないのか…どうしても食べれないか…？Aは細いから…」

「…お昼はちょっとお腹空くから」

伊之助「おい権八郎！」

炭治郎「炭治郎だ！」

善逸「……Aちゃん…その、漬物だけでも…」

「(漬物はご飯が無いとなぁ…だから)ごめんね」

善逸「うっ…」




何その顔、胸が痛くなる

待って獪岳くん思い出した泣きそう
なんで神奈川県なんかにいるのォ、早く会いたいよ…
会ってみたらし団子奢って貰って頭撫でて貰ってあわよくば……ムフフ


暖かいお茶は私の身体に染み渡り
湯冷めした身体がポカポカとした

しばらくしてみんながご飯を食べ終えたので

「じゃあそろそろ寝るね、おやすみ」

炭治郎「嗚呼！おやすみ」

善逸「おやすみぃぃぃ！！」

伊之助「っは！もう寝んのかよ」

「うん また明日」



スっと
襖を閉めて隣の部屋に移る
既に布団は用意されていたので 羽織をたたみ、横になった








……発動されてる

オートバトルモード
まさかここに鬼が？

カタカタと指先が動く
私の身に危険が及ぶのか？

もう寝たいのに……最悪だよ
上半身を起こすと手は直ぐに枕元の刀を取り
鞘から抜く


カラリと音を立てて鞘は床に落ちる
どこだ？、鬼の気配…、


ゆっくりと襖を開けると真横から
炭治郎に似た 善逸と伊之助以外の誰かの気配を感じた



どうして
昼間には感じなかったのに、なんで、

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