よろしい、ならば退散で(笑) 【鬼滅の刃】

参拾壱 ページ31

あの後は適当に鬼を切って回った
逃げ出した男の子は着ていた服が血だらけで落ちていたので多分亡くなったのだろう
炭治郎と私がいた場所からそこまで離れていないとこにあったので場所に恵まれなかったんだね

ちょっとブルーな気持ちになりながらも一日目を終え、今は木の上で仮眠をし終えた




ウトウトとしながら近くに人の気配を感じる
誰か来た…


っと…
木から下を見るとヤンキーの髪型したボロボロの男の子がよたよたと歩いていた
おー…頑張ってますね

あれはモヒカンって言うのかな？
いや、モヒカンではないか

今にも倒れそうで見ていられなかったので
音をたてない様に木から降りて、その子の隣に立つ

？「！？…なっ」

驚いた拍子にその子は足を滑らせ転びそうになっていたので、そっと抱き寄せて腰と手を支えた
なんか立場逆だな、
てか頬の傷カッコイイ…あれ？ちょっと照れてる？可愛いかよ、


？「はっ！？」

「……(君みたいな可愛い子がフラフラしてるなんて…)誰にやられた？(さあ、遠慮なく言いなさい！)」

？「…んだよテメェ……離せ」

「(誰にやられたか話すまでお姉さん)離さない(からね！…それに)フラフラじゃないか(！)」

？「女に心配されるほど俺はっ…ガっ！」

「(失礼)…」

ガクガク震えてるのに強がって…、
君はほんとに男の子だなぁ
反抗期なのかな？可愛い…
手刀で吊り目イケメンを気絶させておぶる

……少しお腹すいたから水が欲しいな
ここ山だし川ぐらいあるよね

川……川…
その子に負担がかからない具合に走り、川を探す、案外簡単に見つかり 木の根元に降ろして私は川の近くに行く、そのまま手で掬って水を飲む
そして懐に入れていた手ぬぐいも濡らす

肩にかけていた風呂敷から竹の水筒を取り出し その中にも水を入れる









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大正コソコソ噂話

Aさんは可愛い子とイケメンを見たら人が変わった様に興奮しまうみたいですよ！
でも顔や態度に出ないので分かりにくいそうです

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