よろしい、ならば退散で(笑) 【鬼滅の刃】

弐拾 ページ20

錆兎「そうだな… あの罠を軽々と交わしながら息切れ一つせずにこの山を物凄い速さで下れるお前なら きっと大丈夫だろう」

真菰「ふふっ！ 錆兎、そこは頑張れって言わないと」

「もしかして意外とコミュ障？ それともツンデレなの？」

この世界の男の子は全員ツンデレなのだろうか
俺 人見知りしないんで って顔してるのにこんなに言葉足らず(ブーメラン)だなんて

可愛いじゃないか、


錆兎「こ、こみゅ…？ つんでれ？」

真菰「？？」

「ううん、ありがとう、それで何度も悪いんだけど 藤襲山って所知らない？」

錆兎「……この山の麓に、鱗滝左近次という人がいる その人に聞けば分かる」

真菰「ごめんね、ほんとはついて行ってあげたいんだけど…私たち この山からは "離れられない" から」

「うん…？ ありがとう、鱗滝左近次さんね 最終選別終わったらまた会いに来るよ、！」

錆兎「嗚呼…」

真菰「うん…！」

錆兎「A、」

「うん？」

真菰「…死ぬなないでね」

「死なないよ、私は」


ふと微笑めば 真菰と錆兎も悲しそうに笑った
どうしてそんな顔をするんだろう、
錆兎と真菰と泣く泣く別れた後もあの二人の顔が頭から離れなかった、儚い子達だと思った


鱗滝左近次さんという二人の先生を探す、えぇと…あの小屋かな
二人が言っていた通り 山の麓に小さな小屋が建っており、少し明かりが漏れている

お味噌汁のいい匂いがする！あ今ご飯食べてるのかな、ならちょっと待つか
ご飯食べてる最中に人来たらイラッとするもんね







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大正コソコソ噂話

ちなみにAさんは鬼滅の刃の世界に来てからまともにご飯を食べた事がありません
お腹が空いても水を飲めば治まっちゃうらしいです、なのでとても華奢な女性です

もうひとつ Aさんは錆兎と真菰と、呼び捨てにしているのは獪岳くんは弟枠だけど 錆兎と真菰は友達枠 だかららしいです

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