STAR PALETTE

第4話　ギルド勧誘 ページ4

「そ…それは…！」

レイカはミリアの見せた紙を見て、思わ声をあげた。

「おっ、その反応は…このギルドを知ってるんだ」

ミリアはニコッと笑いながらそう言った。

「しっ…知ってるも何も、超有名なギルドじゃないですか！もしかして…そのギルドに所属してるのですか？」

レイカは目を輝かせながらミリアへと詰め寄った

「ちょ、レイカ近い近い」

ミリアはレイカの反応に少し焦っていたが、にやりと笑った。

レイカは頭にクエスチョンマークを浮かべていた

すると突然ミリアは口を開いた

「レイカ、ギルド入る？」

突然のミリアの発言に

「え、えぇ！？いやいやいや…私なんかが…入っても…大丈夫なのですか…？」

するとクスッとミリアは笑うと

「あはは、レイカったら動揺しすぎ、私には、分かるんだよ、大事な人、探してるんでしょ？」

楽しそうな2人の少女が遊んでいる様子がレイカの頭を過った

そして、レイカは口を開き、ミリアに聞いた

「ミリアさん…大事な人を…？」

すると…ミリアは微かに微笑みながらどこかを見つめ…

「まぁ、ね…」

ミリアの笑顔は、どこか寂しそうで、無理をして笑っているようにも見えた…

するとミリアは突然無邪気に笑い、

「暗い話になっちゃったね、暗い話はおしまいっ！さ、ギルドに入りたいんでしょ？付いてきて」

と言うと、ミリアはレイカに手を差し伸べ、レイカはミリアの手を握った…………

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