エリートなんで28 ページ36
シーン
沈黙が続きその場が気まずい
それは恐ろしい程に
その沈黙を破ったのは
与謝野｢Aはねぇ、沢山抱えるとこうなるんだよ
止めても言うことは聞かないんだ｣
沈黙
与謝野｢それとあんた｣
与謝野が指したのは…
丘山｢……何ですか…｣
与謝野｢人を陥れることがどれだけ危ない行為か知ってるかい？
さっきのAを見れば分かったことだろう
あいつは、過去に囚われすぎなんだ｣
丘山｢そんな他人のことなんて、｣
与謝野｢どうでもいいのかい？
はぁ、今の若いもんは何も知らないねぇ
私がその頭変えてやろうか？｣
そう言って鉈を見せる
与謝野｢物理的に……ねぇ？｣
丘山｢ひぃっ！｣
与謝野｢どうしてこんな事をしたのか言いな｣
丘山｢……やだ
やだやだやだやだやだやだ
私は！！愛されたかったの！！
パパやママだけじゃなくて、皆に
チヤホヤされる時が1番楽しいんだって、気づいちゃった時から！｣
与謝野｢あんたは親に愛されてるのかい？｣
丘山｢うん、沢山愛されてる…
……でも、足りない！｣
与謝野｢そんな我儘言うんじゃないよ！｣
丘山｢我儘？
もっと愛されたいことは我儘なの？｣
与謝野｢いいかい、よく聞きな
あんたが虐めてたAはね、
親にすら愛されなかった可哀想な子なんだよ｣
丘山｢……巾舞ちゃんはみんなと居てすっごく楽しそうだった…
私は、あの子が私より愛されてると思ったのに…
どうして？｣
与謝野｢ここからはAの過去話だけど、聞くかい？｣
その場にいる誰もが息を飲む
例え、Aとあまり喋ってない人でさえ、まだ合宿が始まって2日目だ
いずれ関わるだろう
その為
誰もが彼女の素性を知りたいんだろう
黒尾や月島、赤葦は昨夜彼女に疑問を抱いた
さぞ知りたいんだろう、凄い圧だ
だが、誰もが言えない
知ってしまって良いのだろうか分からない
だが、1人は違った
白布｢……教えてください、Aの事｣
白布だった
与謝野｢……あんた、名前は？｣
白布｢え、白布賢二郎、…です｣
与謝野｢！
そうかい、あんたが白布かい
Aがよく言ってたからどんな奴か見てみたかったよ
良いよ、教えてやるさ
他の奴らも、聞くかい？｣
皆が首を縦に振る
特に白鳥沢メンバーは首がもげるんじゃないかってくらいで
与謝野｢そんなに知りたいのかい笑
始まりは、Aが8つの時さ｣
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やる気スライム - この作品、読んでる時ボカロのドーナツホールを思い出しました (2020年7月25日 18時) (
レス) id: 742c243ab6 (このIDを非表示/違反報告)
せそと(プロフ) - アホとバカのハーフさん» ありがとうございます！載させて頂きましたよ！！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: 032bf86179 (このIDを非表示/違反報告)
アホとバカのハーフ(プロフ) - こんにちは！初コメントです。イメ画を書かせて頂きました。不快な点があったら直ぐに言ってください！応援してます。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/0fj10d0f785/ (2019年10月26日 12時) (レス) id: 7b4e8f2303 (このIDを非表示/違反報告)
せそと(プロフ) - ありささん» おお!wお久しぶりでございます…w仕事中とかは番外編を作れたらそっちで仕事場をメインで作る予定です。まあ、本編でもいつか絶対載せますけどね！ (2019年10月24日 22時) (レス) id: 032bf86179 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - めちゃくちゃいい感じになってます!!!私もこの小説好きです!!また、また、夢主ちゃんの仕事中見たいのでお願いしますw！更新ファイトです！ (2019年10月24日 22時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せそと | 作成日時：2019年10月12日 14時
