程よい関係が疲れやすいのです【ころ/ん】

嫌な予感【018】 ページ23

放課後、帰ろうと鞄を整理していると


神「Aさん♪」

『…あ…』

いやな予感

横「一緒にかーえろ？」

『えっと…今日早く帰らなきゃだから…』

横「友達なんだから、ね？」

そう言われると、グイッと腕を引っ張られ、一緒に帰る羽目になった

こ「…A、一緒に帰らないの？」

『や、えっと…』

宮「…ごめぇんころんくん！今日はガールズトークしたくて！いいかな？」

こ「そっか…うん、いいよ。バイバイ」

『っ…ばいばいっ…』

辛い。今すぐ助けを求めたい。


でも


ころんには何もあって欲しくない。



"

体育館倉庫に案内され、嫌がるものの、3人の力で結果的に倉庫に入る。

『…あの…』神「うるさい」

一言も喋ることは許されないのか。

そう思っていると、宮内さんが私の手をぐるぐる巻きに。
横山さんが私の口にガムテープを貼った。


…え、誘拐ですか。


『んー…んん…』

すげぇ、ガムテ貼られるとほんとに喋られなくなるんだ

神「助けを求めてる気？やめなさいよ、どうせ何も聞こえないわ。」

いや、違います←

ｷｨｨ

倉庫が開いた音がする。

もしかして、ころん？

そんな淡い期待も、現実に落とされる

結「どうも〜待った？？」

『…っ』

こうなったのも、こいつのせいだろう。

結「時間ないからさっさと言うけど…ころんくんと関わんないで。」

あの…

そんなこと言われましても。


結「出来るでしょ？LINE消すなり、話さないなり、転校するなり。」

なり、好きなんすか←違うそうじゃない




てかさ、

出来るわけなくない？
ころんがなんか察して行ってくるでしょ。
ここの中学、受験して入ったし。

首を横に振る、すると

結「出来ない、じゃなくてやるの！！」

ｶﾞｺﾝｯ!!

近くの体育用具を蹴る。

怖いですマジ…

ｷｨｨ

？？「あの…僕の好きな人、いじめないでくれない？」

結「えっ！？なんでこんな所に…」

あぁ

やっぱり





この人が幼馴染で良かった。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


あぁもう早く文化祭やりたい


つーかもうこっちの学園祭終わりました←

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