◇日向がバレーを始めた理由 ページ28
noside
「翔陽は何でバレー始めたの？」
英語のテスト、解答欄がずれてたことにより赤点が決定した日向翔陽。暗記系に絞った国語のテストで赤点を取った影山飛雄。二人は補習を終わらせ、先に遠征合宿に行った烏野メンバー達を追い、東京に向かうため田中の姉、冴子の運転で合宿の高校に向かった。
強くなるために赤点でも何としてでも遠征に参加しようとした助手席に座る日向に冴子は「思い詰めるほどバレーが好きなのか」と。彼女はなめていた棒着きキャンディをなめながら日向をチラリと見た。
「小学生の時、テレビで春高観たんです。ちょうど烏野の試合でそれで.....」
「「小さな巨人を見たんです／.....とか？」」
烏野、春高と言うワードに冴子は想像できる可能性を言葉にした。
「やっぱ、当たった？」
「冴子姉さん、小さな巨人知ってるんですか？」
「あたし、多分そいつと同級生だもん」
「へっ！？」
冴子の言葉に日向は驚いて、声をあげた。
憧れの小さな巨人を知っている人が今隣にいたからだ。
「つってもしゃべったこともないけどさ。ヤンチャなやつなら目立つだろうし、知り合いだったと思うんだけどねー？」
喋った事もない、けれど冴子は小さな巨人を知っていた。
「姉さんは悪そうなやつは大体友達ってやつですか？」
「ウハハハッ、それだな！けどさ、偶々学校で練習試合やってんの見かけた時、そいつはどんな強面の知り合いよりも怖かったよ」
「？」
「怖いっていうか迫力がすごくて」
「スパイクがですか？」
「いや。そん時は調子が悪かったのか途中で交代させられててさ。アイツはいわゆるエースってやつだったんだろ？自分がエースであることの絶対的プライドと自信。そういうのが全身から立ち上ってんだ」
思い出すのは、烏野高校時代。
見たことがあった小さな巨人と呼ばれる人物のこと。
「危うく惚れるとこだったわ、ウハハハッ！.....で、エースが活躍すれば同時に周りの連中はエースにおんぶにだっこ状態になってたまるかって奮い立つ」
「姉さん、小さな巨人に詳しいんですね」
「！！別に偶々何回か試合見ただけだし。つうか、起きたのかよ」
どんなに荒い運転で走行してても後部座席で爆睡していた影山が起きて、話に加わった。
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夏菜沙(プロフ) - できるだけそうなるようにする予定です！楽しみにしていただけると嬉しいです！！ (2022年11月17日 1時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 前と同じような展開にはなりますか？ 誰とは言いませんがあの2人のカップルが好きだったんです！そして僕とのアドバイス的なのも好きなんです！ (2022年11月16日 19時) (レス) id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - 最初から新しい話をいれています。リメイクは間違えて付けてしまいました！気づかせてもらいありがとうございます！ (2022年11月16日 17時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - どこからリメイクしました？ (2022年11月16日 9時) (レス) id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます！更新できるようにがんばります！！ (2022年9月1日 21時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2022年5月1日 14時
