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◇青葉城西のセッターとエース ページ19

大晦日の前日。私の携帯電話にメールが数件入っており、誰からだろう?と宛名を見てからすぐに携帯からある人物の電話番号を選んでポチっと。「もしもし〜」と電話をかけて、苦情の電話をかけた。



「それ、大丈夫なの.....?」

「しつこい奴か?」

『まぁ、うん。大丈夫.....。今、保護者に連絡したから.....』

「「??」」



クロと研磨に心配されたが、彼に連絡したからもう大丈夫。
さすが、彼の保護者枠の人!!数秒後にメールがストップしたのだ。






──────────






秋の大会で″及川徹″を見かけたような見かけなかったような感じがしたがスルーしといた。けれど私達が見つかってしまい、私達のバレーの試合をみていたために知られていて、そのため、及川に連絡先を聞かれた。



「俺と連絡先交換しようよー!」

「『無理(即答)』」

「ウッ.......断れたことないのにっ!!!」



て言うか、北川第一の時からこんな感じなの...。
こうチャラチャラした系。



「他校に迷惑かけてんじゃねぇよ、クソ川!!」

『苦労してるね、岩泉君』

「大変だね、こんなんと一緒にいると岩泉君」

「え!?酷くない!!」

「わかってくれるか?お前ら」

「『わかる』」

「君たち、初対面だよね!?!」

「「『そうだ/よ』」」



今日始めてあったがもうなんていうか色々察したよ。
岩泉君の苦労がわかる。



『プレーは努力してるのがわかるのに』

「技術もすごく練習してるのがわかるのに」

「!....え、え!?惚れちゃった!!?」

「『残念だ』」



これがなければいいのに。私達の言葉に一瞬はっとした顔になったがすぐにいつものキャラになる及川。彼がなんか言ってるがすべて無視して、岩泉君とだけ連絡先を交換した。

及川とは連絡取り合いたくなかったが(しつこそうで)、結局連絡先は知られてしまった。あまりにもうるさいようなら着信拒否しよう。岩泉にも着信拒否していいと言われているしね。

後日、マジで着信拒否することになる。



《♪〜!!》

『懲りないな、及川』

「アドレス消す?」



うるさすぎでアドレス消すところ一歩手前まできたが、なんとか千歳と二人して押さえた。

それから、メールがしつこいと保護者に連絡するか聞こえないフリをして過ごしている。

たまに出て会話してるけどね?



 

◇推しと出会った→←◇ちょっとだけ楽しいよ



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夏菜沙(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!直させていただきました。 (2022年4月12日 10時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - フォーカーフェイス…ポーカーフェイス?? (2022年3月21日 12時) (レス) @page15 id: cfde1fd93c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月25日 19時

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