お兄ちゃんの実力 ページ7
なんとかドレスもう1着の撮影が終わった。
そしてそのままメイクを落として、タキシードに身を包んだ。
ウィッグって意外と重い。爽快感が半端ない。
そして、隣で凛月が、メイクされている。それを横目で見る。
指に通せば、すぐ糸のように指先から溢れ落ちそうな髪。
タレ目気味の目。長い睫毛に縁取られたルビーを埋め込んだ赤い目。
A(本当に、零と似ているなぁ)
いつのまにか凝視してしまった。
メ「おい。海斗。今をときめくアイドルの顔凝視してじゃねぇーよ」
A「ごめんごめん。つい、見ちゃった。」
メ「そーいえば、よく似てるよな〜凛月くんと海斗。兄弟見てぇ」
実は、兄弟と言ってあるのは、柚子ぐらいしかいない。
あとは、全部秘密。
謎のベールに包まれた、女装が得意なモデル。
久し振りに、女装ではない格好をする。
A「えー？本当に？それは嬉しいなぁ！こんな綺麗な子が弟なんて光栄なことじゃない？
俺、もし凛月くんが男だったとしても付き合いたいわー」
メイクさんは、鏡ごしに微笑みかけ、また仕事に戻った。
メ「……あれ？凛月くん、顔真っ赤だよ」
凛「……なんでも……ないです」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
味付けのり(プロフ) - 凛月LOVEさん» わわ！！ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！頑張って更新します！！ (2020年1月5日 22時) (
レス) id: e8088cc444 (このIDを非表示/違反報告)
凛月LOVE - 面白いかったでござる!続き待ってるぞい! (2020年1月5日 18時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：味付けのり | 作成日時：2019年3月16日 19時
