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Aside
「ごめん、待った？」
「いや、全然。行こっか」
決して不純な行為をしたい訳じゃなかった
「いっ、あっ、まって、、」
「無理、待てねぇ」
でもそれが、愛を感じる方法だった
「大丈夫か？痛い？」
「ううん、大、丈夫…」
しかもその相手は一人じゃなくて
"Aちゃん、今日、空いてる？"
"A、このあと付き合って"
"なぁ、今すぐ来い"
私が断れないのも悪い
都合良く使われてるだけなのに
でも、そこに愛があるなら_____
"わかった"
そう言ってしまうんだ
そこの感情に"好き"なんてなくて
"好き"が何か分からなくて
でも"愛"が欲しくて
それまで誰もくれなかった"愛"を
一番いけないカタチで感じてしまった
どこまでも、溺れていく気がしていた
もし、この海から引き上げてくれる人がいるならば
それはきっと、好きな人
私が好きになった人
いつかそんな日が来るのかな_____
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作者名：芽衣美 | 作成日時：2019年9月15日 17時
