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｢ありがとう！タイムタイム！！｣
｢本当にありがとうございました！！｣
両親に抱きかかえられながら満面の笑みで手を振る男の子に満足そうに答える。
｢また会おうね！少年！｣
__
｢ふう｣
｢ちびっ子からの支持は相変わらずだな｣
顔を出すことなくやり過ごした爆豪がここでようやっと存在感を出す。勿論『ちびっ子からの支持は』という言葉の裏の意味を受け取った時操は頬が引き攣る。
｢ちびっ子からの支持が無いからって僻まないでよ！私は爆豪の悪人顔も素敵だと思うよ！｣
悪人顔、勿論全てにアクセントだ。
｢あ"？｣
｢ほら、性格は顔に出るって言うじゃん？｣
今回の口喧嘩は自分が押しているのではないか、と満足気に口角を上げる時操であったが、
｢んぐっ｣
そのまま爆豪の右手で頬をむぎゅっと掴まれる。
｢あなんなあいよ(離しなさいよ)｣
時操は両腕で爆豪へ向けてまあまあ本気のパンチを放ちながらモゴモゴと話す。しかし爆豪はそれを左手だけで軽々といなす。2人が一般人とはかけ離れているのが見て取れる場面である。
｢ハッ。可愛いお顔も台無しだな｣
｢ｯ、ちょっと、｣
急に手を離されたので思わず前によろける時操はそのまま爆豪の胸の中にすぽっと収まった。
｢え｣
あれ？あれれ？爆豪さんちょっとなんか言わないんですか？いつもみたいにキレないんですか？！
時操はなんのレスポンスも無い爆豪に戸惑ったが、自分が今爆豪に抱きついているのだとようやく状況を理解して焦り、その厚い胸板からそっと抜け出して距離をとる。
｢えーっと、これは｣
何か言った方がいいのだろうが言葉が繋がらない。思わずでたのも歯切れの悪い言い訳のような台詞。
不意に頭にポンと優しく手が置かれる。
小さく驚きの声を漏らし上を見上げるが、あいにく彼女より頭1つ分高い爆豪の顔はそらされていて視界に入れることは叶わなかった。
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eye(プロフ) - なしなつさん» 私｢マズイ！！夢主となしなつさんとで感情の高低差がエグい！！！｣ (2019年7月16日 21時) (
レス) id: 398f10c90b (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - 爆豪「勝己、な」私「勝己ぃいいいいい！！！！;;」 (2019年7月16日 20時) (レス) id: 567b9ad697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年7月16日 15時
