10.mg ページ10
一昨日ぶりの阿部ちゃん。
可愛い可愛い阿部ちゃん。
大好きな、大切な阿部ちゃん。
ふっかさんに変なことされなかった？
ふっかさんに可愛く甘えたりしなかった？
俺は心配だよ、いつか誰かに流されてしまうんじゃないかって。
ラウや康二の可愛いお願いや、舘さんや岩本くんの色気。
更にはふっかさんやしょっぴーの大人の余裕に騙されて....なんてことも、有り得ないわけじゃなくて。
阿部ちゃんは優しいから、余計に心配。
「....ねぇ、めめ。どうしたの、何かあったの？」
長い時間密着しているからか、阿部ちゃんが不思議そうに問う。
「ありました。」
違うよ、何も無い。
ただ阿部ちゃんのことが好きなだけ。
大好きな人にくっついてるだけ、理由なんか無い。
「悩みでもあるの？俺でよければ聞くよ。」
「阿部ちゃんにくっついてたら、なんかどうでもよくなりました。」
「なんだそれ....。あ、ラウールと康二が物欲しそうにこっち見てるよ。めめに構って欲しいんじゃないの？」
「あー....それは無視して大丈夫なやつです。」
「ダメだよ、俺に構ってて他のメンバーのことを蔑ろにするなんてダメ。」
「蔑ろになんてしませんよ。むしろ阿部ちゃんの方が....」
「え、何？俺が何？」
「....いや、なんでもないです。」
ラウや康二を蔑ろにしているのは阿部ちゃんの方だ。
彼らは二人がけのソファでイチャついている俺達に嫉妬しているのだから。
二人は俺じゃなくて、阿部ちゃんに構って欲しいんだよ。
いい加減わかってあげてよ、メンバー皆がこっちを見てるんだから。
チラチラと様子をうかがったり、ガッツリ見てたり....と個人差はあれど。
「....ほら、佐久間くんもこっち見てる。」
「....！？」
その名前を声に乗せた途端、阿部ちゃんの肩が跳ねた。
相変わらず好きだねぇ。
「いいの？もしかしたら佐久間くん、俺らの仲を疑ってるかもしれないよ。」
「べ、別に....俺は....その、佐久間が見てたって困ることは何も....っ」
佐久間くんの方を見て、目が合ったのか慌てて顔を背ける。
そのままキョロキョロとメンバーの顔を窺うから、何も言わずに瞼に口付けた。
咄嗟に目を閉じた阿部ちゃんが可愛くて、思わずニヤけてしまいそう。
「今は俺以外の男見ないで。」
耳元で囁いてやれば、みるみるうちに頬を紅く染める。
慣れてないんだな、こういうの。
俺、阿部ちゃんのこと落とせる自信しかないよ。
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まなお(プロフ) - 智子さん» ありがとうございます！のえあべ…好きなんですよ(*^^*) (2021年7月14日 15時) (
レス) id: aed59bcb78 (このIDを非表示/違反報告)
智子 - のえさんんが、、、本当にいいお話でした (2021年7月2日 1時) (レス) id: 6bcad947d7 (このIDを非表示/違反報告)
まなお(プロフ) - EYEさん» のえさん、阿部ちゃん、かっくんの三角関係を妄想している途中です。形になりそうだったらアウトプットするので、暫しお待ちくださいね！ (2020年8月18日 17時) (レス) id: aed59bcb78 (このIDを非表示/違反報告)
EYE(プロフ) - まなおさん» ほんとですか！絶対見ます！！笑 (2020年8月18日 17時) (レス) id: c74add9456 (このIDを非表示/違反報告)
まなお(プロフ) - EYEさん» ありがとうございます！！のえあべ、完全に沼でした…！！またそのうちのえあべ書くと思います。その時はまた、お付き合いくださいね！！ (2020年8月18日 16時) (レス) id: aed59bcb78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなお
| 作成日時：2020年5月15日 20時
