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「いただきまーす！」と、揃った人だけで食卓を囲んで夕飯です。
舘様と康二くん、辰哉くんとひーくん。
「あれ佐久間はあ？」
「さっくんなら先輩とご飯行く言うてたで。あ、照にぃ一味取って」
「ふうん、ほらよ」
「ナベは？」
「翔太ならもうすぐ帰るよね？」
「たぶん、夕飯残しておいてって言われたから」
そんな話をしながら夕飯を食べていたら、ガチャとドアが開く音が微かにして玄関の方が賑やかになった。
「あーもう歩き疲れた！」
「何言ってんだよ、お前一番若いくせに」
「……つうか、迎えに来いって俺お前らの運転手じゃねえからな」
あ、帰ってきた。
「あれ、ラウも来たの？」
「ふっかさーん、今日泊まっていい？」
「許可取った？」
リビングに入ってきたラウール君は真っ先に辰哉くんのところへ行って、お泊まり許可を取る。
こういうところは最年長と最年少だなって。
「ママはいーよって」
「ママだって(笑)」
「翔太もママだろ？」
笑いながら食卓についた翔太くんは、隣に座っていたひーくんに突っ込まれながら、私に伏せていたお茶碗を無言で渡してきた。
「ママなんだね(笑)」
「うっさい」
「ふふ、どうぞ」
「…ありがと」
「二人はご飯食べる？」
「ある？」
「あるよ」
「じゃあ食べるー！！」
多めにつくっておいて良かった。
三人分の食事の支度をしていれば先に食べ終わった辰哉くんが隣にやって来て、
「俺がやるから、Aさん食べな？」
「え、でも」
「そうそう、温かいうちにね」
辰哉くんは肉じゃがを、ひーくんはお味噌汁をいれてくれた。
「ありがとう。じゃあ、お願いします」
「ふっかー、早く！」
「早くじゃねえわ！ 自分でやれや！」
ふふ、楽しいな。
「あ、そーだ！ Aさんに俺とめめからプレゼントがあるんだー」
「え、なに？」
「じゃじゃーん！」
と、渡されたのは可愛い包みで「開けてみ」と目黒くんに言われて、そっと包装を崩して中身を取り出した。
「手袋だあ！」
「Aさん、外の掃除する時寒そうだったからね」
「大したもうじゃねえから受け取ってよ」
「ありがとう、目黒くん！ラウール君！」
嬉しいなぁ。
ほんと最近はすっかり寒くなってきて、箒を持つ手が痛かったもの。
さっそく手袋をして喜んぶ私を見て、みんなが優しく笑っていてくれる。
そんな冬の日常がとても好きだなと思った。
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ゆきんこ(プロフ) - まり姉さん» 教えてくださりありがとうございます(^^) (2021年1月19日 19時) (
レス) id: 4f915fb25c (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - ちょっとした変化の1ページ目の最後のとこが名前変換されてないですよ？？ (2021年1月19日 18時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ふさん» ふ様。お返事が遅くなりすみません！そして、あけましておめでとうございます！どうぞ今年も宜しくお願いします(^^)のんびりスタートとなってますか、また楽しんでもらえるように頑張ります！ (2021年1月8日 23時) (レス) id: 98ff3b079e (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 明けましておめでとうございます♪今年も素敵なストーリー楽しみにしています(☆▽☆) (2021年1月6日 16時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - SACHIさん» ヤバいですか（笑）やばくなるように書きましたので、その反応が有難いです(o^^o) (2020年12月31日 9時) (レス) id: 98ff3b079e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2020年10月30日 10時
