に じ ゅ う よ ん ページ24
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藤井
ピコンッ
夏恋やばい、Aちゃん潰れた
妹からその言葉と一緒に写真が送られてきた。
いっぱいテーブルの上に並んだジョッキと、酔っ払ってるであろう顔を真っ赤にしてるA。
藤「 ビール1杯だけって言うたのに 」
小さなため息をついて、夏恋に居酒屋の住所を送ってもらい、結構近いところやったから早足で向かう。
藤「 あ、おった 」
夏「 あ！Aちゃん！流星きたで！ 」
『 んぇ、りゅーせー？？ 』
藤「 んもぉ、だからビール1杯だけって言うたやろ？」
『 りゅーせー怒ってるん〜？ごめんなあ〜？ 』
こんなふわふわした喋り方で真っ赤にした顔で俺の顔を覗き込んでくるから理性を保つのに精一杯。
藤「 ほら帰るから立って。歩ける？ 」
『 歩かれへ〜〜ん、りゅーせーおんぶしてぇ〜？ 』
藤「 はいはい。夏恋は？送ろか？ 」
夏「 夏恋大丈夫〜！もうすぐで彼氏来るから！ 」
藤「 ほんなら俺ら帰るわ。またな。」
酔っ払い彼女をおぶって夜の街を歩く。
背中で、流星すきやでぇとか、ずっと言うてるからほんまに勘弁して欲しい。
『 んふ、りゅーせーの背中おっきい〜〜 』
藤「 そら男やからなあ 」
『 なーあー、りゅーせーすきやでぇ、？りゅーせーうちのことすき〜？ 』
藤「 好きに決まってるやん 」
『 んふふっ、うれしい〜！うちなぁ、りゅーせーのことほんまにだいすきやね〜ん 』
藤「 あんなぁ……お前ほんまに、帰ったら覚えとけよ、？ 」
え〜？なに〜？ってとぼけたように笑うから、帰ったら絶対めちゃくちゃにしたると心に決めた。
藤「 はい、着いたよ 」
『 んっ、りゅーせー、すき、』
藤「 先水飲まなあかんやろ？ 」
『 んーん、りゅーせー先がいい。ベッド行こ？ 』
必死で理性を保ってたのにそれも無駄で、そんなふうに彼女に誘われたら従うしかない。
藤「 朝まで寝かせへんからな？ 」
『 んっ、すきっ、』
藤「 ふふ、可愛ええな 」
『 ………Zzz 』
藤「 はっ？！嘘やろ？ 」
自分から誘ってきたくせに寝よったこいつ。
どうしてくれんねん俺のん……。
もうこれからは絶対俺がおらんところで飲ませへんって心に決めた日でした。
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アラシック＆ジャス民 - 初コメ失礼します。流星くんかこんなに可愛いとは、、笑いつも天然な流星くん、、惚れてしまいました笑更新頑張ってください(*´∀｀) (2020年3月26日 16時) (
レス) id: a8afd26553 (このIDを非表示/違反報告)
Mikirange(プロフ) - 続編、楽しみにしてたので嬉しいです(^^)また続き楽しみにしてます！ (2020年3月26日 11時) (レス) id: eda74efe16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともぴょん | 作成日時：2020年3月25日 11時
