藤 井 く ん の 彼 女

さ ん ページ3

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藤井







『 ん……… 』



藤「 Aっ、？ 」



『 ……あれ？流星？ 』



藤「 あれ？じゃないわほんまに。マジで心配した。」



『 ごめんなあ？ 』







申し訳なさそうに謝るから許すしかない。


しかもそのちゃんと食べてなかった時期ってもしかして、







藤「 A、最近ちゃんとご飯食べてた？ 」



『 あ〜食べてないかも 』



藤「 ご飯は食べなあかんやん 」



『 だって食欲なくて 』



藤「 ………俺のせいか、」



『 え！？ちゃうで！？確かに食欲なかったのは酒井さんと付き合ってた時やけど、』



藤「 ほんまにごめん、俺もうAのこと絶対離さんから 」



『 ふふ、そうやないと困りますよお兄さん(笑) 』









そう言って笑うAが愛おしくてたまらんくて、苦しいくらいに抱きしめた。









藤「 倒れたって聞いた時、心臓止まるかと思った 」



『 うちは元気やから大丈夫やで？ 』



藤「 前にな、幼馴染みが病気で亡くなってん。やから、Aまでおらんくなったらって考えたら不安で……… 」



『 なぁ、流星？ 』



藤「 ん？ 」



『 うちは絶対おらんくならん、流星のそばから離れへんって約束する 』



藤「 言うたで？絶対やからな？ 」



『 当たり前！うちやってこの先ずっと流星とおりたいもん！ 』



藤「 あ〜もうほんまに好きや、」









おらんくなるんちゃうかって本気で思ったから手がめっちゃ震えてる、ダサいなあ俺。



それを止めるかのように欲しい言葉言うてくれるAは紛れもなく俺の世界一愛おしい彼女。





ほんっま、愛してるで。








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