藤 井 く ん の 彼 女

に じ ゅ う ページ20

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藤井








藤「 ただいま〜 」


『 流星おかえり！ 』









帰ると、Aがお出迎えしてくれて抱きついてきた。



ほんまに可愛すぎる。




コートを脱いで、ソファに座って俺の足の間にAを座らせて、バックハグをする。









『 なぁ、聞いて！うちピアス開けてん！ 』


藤「 え〜？ほんまや、可愛いやん 」


『 やろ！？ 』


藤「 でも、A痛いの嫌やから絶対開けへんって言うてなかったっけ？ 」


『 うちも大人になったんよ(笑) 』


藤「 痛いの嫌いやのに頑張ったな、えらいやん。Jr.の時はコケただけで泣いてたのに(笑) 」


『 いやいつの話やし！！ 』


藤「 ふは、今度ピアス一緒に見に行こか 」


『 行く〜！！ 』









ピアス開けれたんがよっぽど嬉しいんか、ずっとにこにこして話すA。


誕生日はお揃いのピアスあげようかな。



そんなことを考えていた。









神「 風呂沸いたで〜 」


藤「 A、先ええよ 」


『 え、でも、流星疲れてるやろ？うちあとででも全然ええで？ 』


藤「 ほんなら一緒に入る？ 」


『 はっ！？何言うてんのアホ！ 』


藤「 ごめんやん、冗談(笑) ほらはよ入っといで 」


『 ………みんながおらんときやったら、一緒に入ってあげてもええけど 』









顔を手で隠しながら恥ずかしそうにお風呂に向かって行った。



なんや、あれ。反則すぎるねんけど。









神「 なぁ、流星〜 」







ちょっと来て、ってキッチンでご飯を作ってる神ちゃんに手招きされる。









藤「 ん？どしたん？ 」


神「 Aな、流星とお揃いのピアスつけたくて俺に開けてって頼んできたねん(笑) 」


藤「 えっ？ほんまに？ 」


神「 ラブラブやなあ、ほんま(笑) 」


藤「 やっっば、可愛すぎんねんけど 」









やからさっき、ピアス一緒に見に行こって言うたときあんな笑顔やったんか。




え？俺の彼女可愛すぎません？









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