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ストーリー45 ページ47

-貴方-

ドアノブに手をかける。

ツーンと、ドアノブの冷たさが肌に刺さるように伝わってくる。

思わず肩をビクッと揺らしてしまうほどだ。

顔がじんわりと熱くなる。

視界がじわじわとくもってゆく。


ぼろぼろメンタルの私は、こんな冷たさにも負けてしまうのか、と自分が情けなくなってさらに涙が溢れる。

力のこもらない手で、ゆっくりとドアノブを下に下げる。

カチャッ、



ドアを開けると同時に、リビングのソファで仲良さそうに寝ている6人の姿が目に入る。

『(ホッ、、)』

私ひとりじゃない。すぐ近くにみんながいる。
そう思うと異常に安心できた。






部屋を出たついでにトイレに寄って、リビングまで戻ってきた私。

部屋に戻ろう

そう思ったとき、、、




キィぃ、、、、



ちょうどいいタイミングでキッチンの方からなにか戸が開くような音がした。

『(な、なに?)』

少し怖い気持ちもあるけど、すぐ近くにみんなも居るし大丈夫でしょ…

そう思い、私はゆっくりとキッチンの方へ足を進ませる。

『(?…なんもない?)』

部屋に戻るため、体の向きを変えようとしたら…


『(わっ、、、、)』

今まで月にかかっていた雲がどけ、か細い月の光がキッチンの小窓から差した。

すると、 キッチンの奥のほうでその光を反射し何かが光る。


『(?……)』

私は興味本位でその光を反射したものの方へ向かう。

着いた先は湿っぽい引き出し。

戸は既に開いているようで、さっきの音はきっとこれだろう、と考えた。

月にはもう雲がかかってしまって、また暗いキッチンに戻った。


暗くてよく見えなくて、目をこらして引き出しの中を見る。




ゆっっくりと目が暗闇になれてくる。


じわじわ、、じわじわと、引き出しの中の物が姿を見せる。



『あ、、、、、』

思わず声を漏らす。


数本の焼酎瓶。それに巻かれた、見覚えのあるラベル。









それは間違いなく、私を苦しめたあいつのものだった。

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フェアリー - ツンデレって、可愛いよね?ね?(圧)ということで結論 ツンデレ=最高(何言ってんだこいつ) (2021年11月14日 22時) (レス) @page1 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
(`∀`⊂) - でも面白いです! (2019年10月24日 19時) (レス) id: dbe2a2ad53 (このIDを非表示/違反報告)
(`∀`⊂) - あの、、、関西弁変ちゃいます?気にさわったんならすいません。 (2019年10月24日 19時) (レス) id: dbe2a2ad53 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - おおお? (2019年10月18日 22時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - 元乃猫です!      え!続きタノシミ!!! (2019年10月17日 18時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Aiai | 作成日時:2019年8月15日 23時

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