ドSな6人王子とツンデレな私

ストーリー26 ページ27

-貴方-

ﾊﾞｯ、、、

『はぁっはぁ』

夢から覚める。

くそじじぃの夢、久しぶりに見たな、、、


ホラゲーしたあとや映画を見たあとの悪夢には慣れたのに、こればっかりはどうも無理なようだなぁ、、、


はぁはぁと無意識に息が荒くなっている。

『いっ！？』

とたんにのどが針に刺されたようにズキンと痛む。

きいあああいいいいあああ！！！！

声に出てないけど思わず叫んじゃうレベル。


『(お水、、、とりあえず水飲もう、、。)』

(おし、キッチンに行けばなんとか、、、)

ゆっくりとソファから立ち上がる。

『っ！！、、、』

身体中の関節がじわじわと痛む。

『ﾌﾞｪｯｸｼｭ、』

(うあ、、さむぅ、、)


やべ、風邪ひいた感じか？、、、

痛みを我慢して、フラフラとキッチンへ向かう。

『あ、あったぁコップぅ、、、、』

ゆっくりと腕を伸ばして棚の上のコップを取る。

(冷蔵庫にお茶とかお水ないかなぁ)

とりあえず、飲み物がありそうな冷蔵庫へ足を運ぶ。


『うあっ、、、』

すると突然、酷いめまいに襲われる。

(やっば、、死なないよねこれぇ、、、)


たった2本の震える足では体を支えられなくなり、そのまま私の意識は途絶えた。

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