86.のぞき ページ36
Aside
自分が振っておいて、とても切ない気持ちになった。
さっ、私も帰ろうかな…。そう思った瞬間
角「Aちゃんって、やっぱモテるんだね」
「えっ!?…スナリンの声?」
角「そ笑」
キョロキョロと辺りを見渡すと、体育館の鉄格子付きの小窓からスナリンが顔を覗かせていた
「もしかして、見てた?笑」
角「ここ座ってたら聞こえてきたの。」
「…。」
角「…Aちゃんは彼氏欲しいとかないの?」
「欲しくない事は無いけど、名前も知らないのに付き合うのは失礼かなって」
角「へ〜じゃぁ、誰だったらいいの?」
「えっ?笑」
角「じゃ、例えば〜男バレだったら?」
「絶対言いふらすでしょ、言わないよ笑」
角「信用ないな〜、じゃぁタイプは?」
「ん〜タイプか…明るくて一緒にいて楽しい人!
そして一途でいてくれる人が好きかな〜」
角「へー。」
「聞いといてあんま興味なさそう笑」
角「そんな事ないよ笑 意外と具体的だね」
「そうかな?…てか、サボり?笑」
角「いや、今休憩中だよ。…因みに隣に侑もいるよ笑」
侑「すっ!角名何で言うんや!!!(小声の怒鳴り)」
侑くん…“告られてたで…”
角「Aちゃんが告られてるとこから一緒に聞いてて、ふった瞬間思いっきりガッツポーズしてたよ」
侑「だっ!だから!何で全部言うんや!!」
角「オホホ…あとねーAちゃんのタイプ聴いたあと、小声で俺やんって呟いてた笑」
侑「あかんてー!!!!」
「スナリン全部言うじゃん笑」
「侑くん…一途なの?」
侑「……当たり前やろ。」
「だからモテるんだろうね!侑くんの彼女になる人うらやましいな〜笑」
侑「はっ!?ちょ、それどうゆー…」
「あ、この後予定があるから私そろそろ帰るね!じゃー2人とも部活頑張ってね!」
なんか、侑くんの隣に綺麗な女性いたらって考えてしまった。
で、ちょっと泣きそうになった
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PANDA(プロフ) - ちごさんさん» ちごさん コメントありがとうございます!すみません、全然見にきてなくてコメントもらってから随分日にちが空いてしまいました( ; ; )口にガムテープ…彼女は特殊な訓練を受けています(嘘です笑) (2022年9月17日 19時) (レス) @page40 id: 9ccffafd49 (このIDを非表示/違反報告)
ちごさん - おもしろいです。口にガムテープ……(笑) (2022年6月18日 13時) (レス) @page27 id: d565dd2c8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PANDA | 作成日時:2021年10月5日 10時