けじめ ページ21
カ「戻ったかA、それでいい戦力は手に入ったのか？」
『うん…総勢2500人百獣海賊団の傘下に入るって』
カ「ｳｫﾛﾛﾛﾛ…上出来だ」
『ねぇカイドウさん…ヤマトを出してあげて』
カ「言うと思ったがいくらお前の頼みでもそれはできねぇ。あいつがおでんを名乗るなら殺すまでだ」
『実の子でしょ？』
カ「んなもんは関係ねぇよ」
その答えを聞いて
私の中にある忠誠心が崩れかける。
私は海賊、私は悪人。
強さだけが全ての世界、
ちっぽけな情が命取りになる非道な世界。
カイドウさんについて行くと決めたあの日から
この世界で生きると覚悟したはずなのに…
今の私は悪人になりきれない。
7年間も育てた子に情が移るのは当たり前でしょ。
『カイドウさん、私…大看板降りる』
カ「なんだと？」
『ヤマトを私に預けたのはカイドウさんでしょ。こうなったのには私に責任がある』
大看板なんていくらでも変わりはいるけど
ヤマトには私しかいない。
まだ子供なの…守ってあげる人が必要なはず。
カ「ｳｫﾛﾛﾛﾛ…まぁ、うちを抜けるってんじゃねぇなら構わねぇが。ちょうどいい、お前がヤマトを躾けろ。今までみてぇに甘っちょろいやり方じゃなくて力で叩き込め！」
『うん…』
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まあや(プロフ) - 箱さん» 箱さん、この作品を読んでくださりあたたかいコメントまでありがとうございます。とても励みになります！ (2023年1月17日 0時) (
レス) id: 6ddb893b1b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月16日 15時) (レス) @page50 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maaya | 作成日時：2022年9月29日 15時
