Bright (ページ16)

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side kairu

『か、か、海琉くんが、、』

皇「え、どうしたのAさん、笑」

『だってあれ！髪が！』

星「ああ、海琉があの髪型になってから会うの初めてだっけ？」

『う、うん、髪染めるとは聞いてたけど、ここまで茶髪とは… 』

海「結構明るくしました笑」

ドラマのために茶髪にした数日後、
YouTubeの撮影で事務所に行って楽屋で被っていた帽子を脱いだ瞬間、いつもはあまり大声を出さないAさんが俺の方を見てうそ？！と大声で言った。

渉「そーんなびっくりする？笑」

『だ、だって、あの海琉くんが…出会った時はまだ小学生で、小さくて、』

深「 Aさん落ち着いて笑」

『 ...ごめんびっくりしちゃって、でも、うわぁ...大人になったね... 』

なんだかお母さんみたいな事を言ってるAさんは他のみんなにツッコまれながらまだちらちら俺の方を見ていて、

そんなに見られると恥ずかしいです…

海「どう...かな、似合ってる？」

青「うん！めっちゃ似合ってる！」

檜「青木、多分お前に聞いたんじゃないよ、笑」

『あ、私？もちろん！新鮮だし、よく似合ってるよ！ちょっとまだ見慣れないけど...』

海「この髪色の期間はあんまり長くないけどね、よかった...です。」

自分的にも、初めてだし、どうかなって不安だったけど、

Aさんに褒めて貰ったら、なんか自信ついた。

『海琉くん、ドラマの撮影どう？疲れてない？大丈夫？』

海「うん、結構緊張するけど、楽しく撮影してる。」

『 ...そっか、良かった！無理せず頑張ってね。放送楽しみにしてるから！』

Aさんはメンバーが出てるドラマとかバラエティ、ラジオに雑誌まで

全部チェックしてるから、今回の俺のドラマも決まった瞬間から、

もうスケジュールにも書いたし、録画もちゃんとしとくからねって言ってくれていた。

頑張らなきゃ、

Aさんが見てくれてるって思ったら、すっごい頑張れる。

…でも、ドラマの主役は橋本くん。

Aさんと俺たちより付き合いが長くて、仲もいい。

ドラマの現場でもいろいろアドバイスをくれたり、優しいし、先輩として本当に尊敬してるけど、

Aさんの事になると、ちょっと対抗心が出ちゃうのは、生意気かな、

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